福永先生のブログdeFXセミナー!第46回

移動平均より動きが素早く、価格変動の勢いもわかって、2本線のクロスから売買判断もできるMACD。
さらに価格のトレンドも判断できることを勉強しました。
今回はMACDの実践と総まとめです!

みなさんこんにちは。トレードの成果は上がっていますか?

さて、今回は、MACDの総仕上げとなります。


では、これまでのおさらいから始めましょう。

MACDには今までに勉強したチャートの利点が複数ありましたね。

はい。では、例によってチャートをご覧ください。

まずはじめは売買タイミングについてです。

上段の○を付けた個所は、5日移動平均線と25日移動平均線がゴールデンクロスやデッドクロスしたところで、デッドクロスが青色で、ゴールデンクロスが赤色となっています。

また、同様に下段のMACDでもMACDがシグナルを上抜いた場合と下抜いた場合をそれぞれ、赤と青の○を付けました。
では、移動平均線とMACDの売買シグナルを比較して見ましょう。

ここでは、これまでお話ししたように若干MACDの方が早く売買シグナルが出ているのがわかりますね。
このように、MACDは移動平均線と同様にゴールデンクロス、デッドクロスを表示していますが、移動平均線よりも早く売買シグナルが出ていることから先行指標として利用することが可能であると言えるでしょう。
そこで、ワンポイントアドバイスです。

売買タイミングを計る時のポイントですが、まずはMACDのクロスでエントリーします。

その時、最大にとることができるポジションが10だとした場合、まずは5のポジションを使ってMACDのシグナルでエントリーし、その後、移動平均線でもデッドまたゴールデンクロスが確認できた時に、残り4のポジションでエントリーするというようなポジション作りができると思います。
この時のポジション作りのポイントですが、最初にエントリーするポジションが5しかありませんので、そのあとに追加でポジションを作ったとしても、始めから9のポジションでエントリーした時よりも利益額は少なくなりますが、MACDで売買シグナルを確認した後、移動平均線でさらに確認をするという風にすれば、その分だましも避けられ、損失拡大を回避することができると考えられます。また同時に、成功の確率もあがるのではないかと思われます。

一方で、MACDのシグナルでエントリーした後、移動平均線がクロスしなかった場合、直ぐに清算して、エントリーのタイミングをもう一度探る、と言う風なトレード方法も考えられるでしょう。
このようなトレードを行った場合、売買が頻繁に行われるため、忙しいことになるかもしれませんが、売買が好きな人にとっては有効な方法と言えるのではないでしょうか。

なるほど! 一度に全力でエントリーしないで、様子をみながらですか~。

そうですね。そのようにポジションを作って言った方が、結果的に利益がつみあがっていくのではないかと思われます。
ただ、一方で為替の動きは激しく、直ぐに反対方向に動いてしまうことも考えられますから、ストップロスは常にセットしておく必要があるのではないでしょうか。

さて、続いてはトレンドについてです。

上記は先ほどご覧いただいたチャートのMACDの0ラインのところに赤い線を入れたものです。
わかりやすくするために、ちょっと簡略化してありますが、ここでも、上段のローソク足と、下段のMACDを比較して見てください。

上段のローソク足が下降トレンドになっている間、MACDの向きが下向きであると同時に、0ラインを割り込んでしまっているのがわかります。
ここでのポイントは、MACDのトレンドに沿って、ポジションをどこまで引っ張ることができるか(利益を伸ばせるか)ということだと思います。
これまでお話ししたように、MACDが0ラインよりも下にある場合、価格が平滑移動平均線の下にあることを意味し、下降トレンドが続いていると考えられるわけですが、こうした状態にある中で、MACDとシグナルがクロスしていないようなケースでは、利益が出ているポジションを決済せずに、そのポジションを引っ張ることで利益が伸ばせる可能性が出てくるのではないでしょうか。
ただし、こういうケースでは、価格が逆方向に動くことがリスクとなります。したがって、先ほどもお話ししましたが、利益確定のストップロス注文を入れておくなど、逆に価格が変動した時の対応を事前に用意しておく必要があるでしょう。

そうすれば、利益確定も遅れずに済むのではないでしょうか。

ではこれで最後になりますが、トレンドと売買タイミングを組み合わせた見方をお話します。

トレンドと売買タイミングを同時に見た時、「上昇トレンドの時の売りシグナル」をどうとらえるか、また、「下降トレンドの時の買いシグナル」をどうとらえるかということが問題になってきます。

たとえば、MACDの2本線共に0ラインよりも上にある時に出た売りシグナルでは、どう対応すればよいのでしょうか。


もし、私が実際にトレードを行うのであれば、上昇トレンドで現れた売りシグナルは、ポジションを落とすことに活用すると思います。

たとえば、先ほどの例えのように9のポジションを持っていたとすると、5ポジションを返済し、残り4のポジションにするなど、売りシグナルは一時的な要因として対応するのです。


こうした、対応が臨機応変にできるようになれば、ポジションの作り方がうまくなると同時に、リスクを減らしながら利益を伸ばせる可能性が広がるのではないでしょうか。

さっきの方法は2回にわけてエントリーでしたが、トレンドと逆のシグナルが現れたらそのぶんのポジションを解消することによってリスクが減るわけですね!

そう、その通りです。

ところで、私は先ほどから最大ポジションを9と言う風にしていますが、これはなぜだと思われますか?
これは、いざというときのための予備ポジションです。

ともすれば、利益が上がるようになってくるとリスクを最大限に膨らませて、最大のリターンを得ようとするものですが、それは得てして失敗するケースが多いようです。

したがって、利益を上げることに執着し過ぎて、いざというときの備えが無くなってしまわないよう、余力を残したトレードとポジション作りを心がけるようにして下さい。

デイトレードの方にもスイングトレードの方にも、共通する注意点ですね!

はい。そうです。
千里の道も一歩からです。決して無理をしないようにしましょう。

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