ママぞう日記。【ベビーマッサージと月経力】

ふれること。
ふれられること。
生理を受け容れること。
それが自己肯定感につながります。


テーマ:
今朝のNHKあさイチのテーマは「生理」でした。
http://www1.nhk.or.jp/asaichi/2013/10/21/01.html

午前中は仕事だったので、NHKあさイチ生理特集は見るだけ見て、皆さんの反響などを追うところまではできなかった。ので、今ちょっと検索したりして番組を見た方の感想など追ってみた。


驚いたのは「イノッチかわいそう」「イノッチがんばった」の声の多さ。
生理の話題は男の人だとそこにいるだけでかわいそうなのか! 

言っておくけれど、井ノ原さん(と敢えて呼ばせていただく)はそんな次元じゃなく素晴らしかった。 堂々とひとつの問題として司会者として人としてそこにいた。

井ノ原さんだったからこそ今朝のあさイチは成り立った。そして他の皆さん(有働さん小島さん青木さん、専門医の先生方)も素晴らしかった。皆さん真摯に向かっていた。あそこに偏見や執着があったなら話題もあんなに多岐には渡らなかったろう。簡潔にあらゆる問題提起と解決ヒントがまとまっていた。

話題の流れとしては、
生理中の紙ナプキンによるかぶれ(インタビュー)
→皮膚科医のコメント
→布ナプキンの紹介
→スタジオトークで布に対する不安
→婦人科医のコメント「汚したくない思いが経血を出さずにトイレで排出できているのかも。十二単の時代はそうだった」
→PMS(月経前症候群)の話題
→視聴者やスタジオの質問に専門医が回答
(生理痛の原因、更年期障害との差、子宮内膜症との関連、ピルの紹介、月経中は免疫が落ちるため感染に注意、皮膚構造の話)などなど。
短縮時間での放送とは思えない盛り沢山な内容。

個人的に、代官山の布ナプキン屋が紹介されていたことについては、あのお店は壁にずらーっと経皮毒の話やら紙ナプキンのわるくちが並べ立ててあって好きじゃないのだけれど、それでも布ナプキンをNHK全国放送で「代官山にお店があるくらい広まっている」と流す役割を果たしてくれたことを評価。

まず、生理の話題を全国放送でできたこと。
そこに男性も専門医もいた意義。
(女同士のグチにならず、公平な問題として扱われた)
布ナプキンや、昔の女性はトイレで経血を出していたことにまで、専門医の口から発言されたこと。

これらはとても大きいです。
「生理の血を出すこと」をまずは知ってもらう、というためには、わたしが個人でできる力などたかが知れているのです。
NHKが全国放送で婦人科医の口から
「布ナプキンを使っている人は、汚したくない意識から経血をトイレで出しているのかも知れない。十二単の時代にはできていたはず」と流してくれた。

本当に大きな1歩だったと思っています。

そして、番組終了後にわたしのツイッターアカウントに寄せられた皆さんの声。
「ママぞうさんが出るんじゃないか!とワクワクしました」
「ママぞうさん出てくるんじゃないかってドキドキしちゃった」
って。

皆さんに、生理と言えばママぞうを思い出すように、紐つけて記憶していただけて。
ほんっとうに嬉しくてありがたい限りです。

今回の放送は、とても大きな1歩だと思っています。
こうやって全国放送で認知されれば、わたしが願っている「まず知ること」が広がります。
選ぶのは、知ったあとでいい。
まずは、生理の血をトイレで出せるんだってことを知ってほしいです。







番組のホームページも、放送終了後に改めて内容がまとめられていて、わかりやすいです。


http://www1.nhk.or.jp/asaichi/2013/10/21/01.html
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