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書庫福岡市長ブログ

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 およそ1か月間に渡って開催してきました「ユニバーサル都市・福岡フェスティバル」の最終日となります、昨日、福岡市役所で、乙武洋匡(おとたけ ひろただ)さんのご講演、それからトークショーを開催いたしました。

 福岡市の取り組みの一つとして、車いすやベビーカーでも通りやすい改札口や動線が少なくて済むエレベーターといった福岡市の地下鉄のユニバーサルデザインについて、ご紹介させていただいたのですが、乙武さんからも他の都市の地下鉄と比べても非常に使いやすく、車いすでも困る場面がほとんど無いと評価していただきました。
 他の地下鉄では、どうしても駅員さんの手助けを必要とする場面が多いそうです。たまにお願いする分にはいいのだけれども、これが毎回となると、手伝ってくれる駅員さんも大変だと思うけれども、お願いする側も、実は心理的な負担が大きいということをおっしゃっていました。
 ユニバーサルデザインというと障がいのある方にとって、利用しやすい、そういったイメージが強いと思うけれども、あらゆる立場、違いを持つ人、外国人、子ども、高齢者、子育て世代、妊婦の方、けがをして一時的に松葉づえを使っている人など、いろいろな違いを抱えている人が排除されることがない、これがユニバーサルデザインの考え方だと。

 乙武さんのお話は、ときにユーモアを交えて、難しくなりがちなお話も楽しくお話しすることで、聴衆の皆さんも大変ご熱心に、耳を傾けていらっしゃいました。
 乙武さん、ありがとうございました。

 フェスティバルは、終わりましたが、「ユニバーサル都市・福岡」の実現に向けての取り組みが終わることはありません。市民の皆さん、「みんながやさしい、みんなにやさしい、ユニバーサル都市・福岡」へのご協力を、これからも、よろしくお願いいたします。

■乙武忠弘さんとのトークショーの動画は以下の画像をクリックしてください。
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