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今、Jリーグで注目すべき選手を12人選んでみた。 (前編) | | このエントリーを含むはてなブックマーク |



■ 注目と期待を集めるFC東京の武藤嘉紀

今、Jリーグでもっとも注目と期待を集めている選手というとFC東京のFW武藤嘉になるだろう。慶応大学のソッカー部を退部して大学に在学したままでプロの道に進んだが、新任のフィッカデンティ監督に実力を認められて開幕当初から攻撃の中心の1人に抜擢されると、Jリーグの舞台でゴールを量産して、アギーレジャパンの初ゴールを記録。フル代表でも攻撃の中心の1人になりつつある。

そのほかでは、9月のウルグアイ戦とベネズエラ戦のときに「驚きの代表初選出」となって話題を集めた広島のFW皆川、鳥栖のDF坂井なども注目される選手の1人と言えるが、他にも注目すべき選手はたくさんいる。なので、「今、Jリーグで注目すべき選手を12人選んでみた。」と題して、注目すべきJリーガーを12名に絞ってピックアップしてみた。まずは(前編)で6名の選手を挙げてみたいと思う。




1人目: FW赤崎秀平 (鹿島アントラーズ) 1991年9月1日生まれ 174センチ 70キロ 

 → 佐賀東高校時代から大きな注目を集めていたが、筑波大学に進学。4年間で「大学ナンバーワンストライカー」の称号を得て名門の鹿島アントラーズに入団した。プロ野球やBJリーグなどとは違ってJリーグにはドラフト会議のようなものは行われないが、もし、Jリーグにドラフト会議のようなものがあったとしたら多くのクラブから「1位指名」を受けていたと思われる天性のストライカーである。

174センチと大きくはないが、動き出しが鋭くて、フリーになるのが上手な選手である。しかも、技術が高くて、シュートテクニックもある。FWダヴィがいるためなかなか出番が与えられなかったが、先日の試合でFWダヴィが全治8カ月という大怪我をしてチャンスが巡って来た。鹿島にとっては大ダメージであるが、FW赤崎にとっては大きなチャンスである。大きく羽ばたく選手はこういうチャンスを逃さない。




2人目: DF本多勇喜 (名古屋グランパス) 1991年1月2日生まれ 172センチ 65キロ

 → 長年、左SBのレギュラーを務めてきたDF阿部翔(現・甲府)が昨オフにチームを離れることになった。左SBが手薄になったが、DF阿部翔に代わって名古屋の左SBのレギュラーに定着したのが大卒2年目のレフティのDF本多である。172センチと小柄ながら身体能力が非常に高くて、場合によってはCBでプレーすることもできる。キックの精度も高くて、高いポテンシャルを持った有望な左SBである。

潜在能力はフル代表クラスである。これからの4年間のうちに左SBとしてアギーレジャパンに招集されてもおかしくない能力を秘めているが、集中力が続かないところが難点と言える。プレーにムラがあって、持っている能力を出し切れない試合が多いのは残念である。ただ、それでも何とかJ1のクラブで左SBのレギュラーとしてプレーできている。一皮むけると相当に面白いことになると思うが・・・。




3人目: MF泉澤仁 (大宮アルディージャ) 1991年12月17日生まれ 165センチ 63キロ

 → 大学時代から注目を集めていた小兵・アタッカーは大学卒業後の進路としてユース年代を過ごした新潟ではなくて、大宮を選択した。この選択は大きな話題になったが、プロ1年目の今シーズンの途中から左サイドハーフのレギュラーに定着。2トップの活躍も大きかったが、「MF泉澤の活躍によって17位が定位置になりつつあった大宮が浮上してきた。」とも言えるインパクト大の活躍を見せている。

突出しているのはアジリティである。サイドで1対1になったときは抜群のアジリティーを駆使して高い確率で突破することができる。アジリティに関しては現役のJリーガーの中でトップ3に入る。サイドで1対1になったときのMF泉澤を止めるのは極めて難易度が高い。ここ数試合は持ち味を出し切れていないが、計算できる2人のストライカーが前線に待っているので、彼の出来がチームの勝敗に直結してくる。




4人目: MF小泉慶 (アルビレックス新潟) 1995年4月19日生まれ 172センチ 67キロ

 → 横浜Jrユースから流通経済大柏高校を経てJ1の新潟に加入。高卒1年目の中盤の選手が春先から出場機会を得るケースは稀であるが、MF小泉は柳下監督から高い評価を受けて早い段階からJ1の試合で出場機会を得ることができた。ここ最近は左SBのポジションで起用されるケースも増えているが、不慣れなポジションであるにも関わらず、標準以上のプレーを見せている。

サイズには恵まれていないが、魅力を感じるのは「気持ちの強さ」である。もちろん、ボールをつなぐ能力であったり、ボール奪取力も長所と言えるが、どのポジションで起用されてもアグレッシブにプレーできるのが最大のストロングポイントとなる。恐いもの知らずでここまで突っ走って来た選手がこのまま突っ走ったままで一流の域に到達するのか、はたまた、どこかで急ブレーキがかかるのか。




5人目: FW村田和哉 (清水エスパルス) 1988年10月7日生まれ 169センチ 62キロ

 → 2011年に大阪体育大学からC大阪に入団。抜群のスピードを生かしたプレーで注目を集めたが、2シーズンで退団。海外でのプレーを模索した時期もあったが、2013年の途中に清水に加入すると、3トップに近いシステムを採用することが多かった当時のゴトビ監督のサッカーにハマった。途中出場がほとんどであるが、確実にチャンスメイクの仕事をして清水のサポーターの支持を集めることができた。

右サイドのスペシャリストで、ドリブルで縦へ持ち運ぶときのスピードはJリーグ屈指である。野洲高校出身でフランクフルトのMF乾と同学年となるが、野洲高校仕込みのテクニックも併せ持っている点も武器となる。ドリブル&突破だけでなく、クロスの精度もまずまずである。試合が膠着したときに投入されるジョーカーとしての能力は日本人屈指で、近い将来、フル代表に抜擢されても全く驚きはない。




6人目: DF山本英臣 (ヴァンフォーレ甲府) 1980年6月26日生まれ 175センチ 69キロ

 → (上)の最後の1人は34歳のベテランである。クラブ史上初となる2年連続でのJ1残留を目指す甲府はベテランの頑張りが目立っているが、中でもDF山本英である。3バックの中央を任されているDF山本英の今シーズンのパフォーマンスは極めて高くて、仮に甲府がJ1に残留できたとしたら「DF山本英がJリーグの優秀選手賞の候補に入ってこないのはおかしい。」と言えるほどの活躍を見せている。

175センチというのはCBとしては小柄である。空中戦のバトルになったときはDF青山直やDF佐々木に任せることが多いが、両ストッパーをコントロールしているのも中央に構えるDF山本英である。基本的にはブロックを作って相手がエリアに侵入してくるのを待ち構えるという守り方をしているが、「相手からボールを奪える!!!」となったときのDF山本英の出足の鋭さは見事で、その判断も極めて正確である。



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