有村治子女性活躍担当相は28日の閣議後記者会見で、脱税で罰金の判決を受けた鹿児島市の設計工事・配電盤製作会社からの献金について「脱税は社会的によろしくないが、有村事務所は法律に触れるようなことは一切していない」と述べた。
有村氏は、この会社から2008年5月~12年8月、代表を務める自民党支部に30万円ずつ4回、計120万円の献金があり、銀行振り込みで全て返したと説明した。
脱税の事実が分かったのは寄付より後と繰り返し強調。「東京では(事件が)報道されておらず、今回初めて知った。献金を返すことが主権者である国民への説明責任だと思った」と話した。