2014年10月28日05時43分
厚生労働省は28日朝、エボラ出血熱が流行する西アフリカに滞在し27日午後に羽田空港に入国した40代男性は、遺伝子検査の結果、エボラウイルスは検出されなかったと発表した。男性に発熱の症状があったため、国立感染症研究所で血液などを調べていた。厚労省は念のため、男性には引き続き入院してもらい、様子をみるとしている。
男性は現在、指定医療機関の国立国際医療研究センター(東京都新宿区)に入院している。厚労省関係者によると、男性が現地で患者らと接触したことは確認されていないという。
警視庁関係者によると、男性は40代のジャーナリスト。午後4時ごろに羽田空港に到着した際、37・8度の熱があることが確認されたため、国立国際医療研究センターに運ばれた。男性は「8月から2カ月間リベリアに滞在し、ベルギー、英国を経由して入国した」と話していたという。
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朝日新聞社会部
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