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 「賀詞交歓会」をめぐって、政治資金収支報告書の記載の誤りが明るみに出た望月義夫環境相。省内の会議室で28日午前0時に始まった緊急記者会見では、処理に法的な問題がなかったことを強調したうえで、「環境省は問題が山積している。今後もしっかりやっていく」と述べた。

 異例の未明の記者会見にカメラが約20台、記者ら約50人が集まった。

 望月氏は手に持ったメモを淡々と読み上げ、自身の収支報告書に誤りがあったことを説明した。「法令に違反しているわけではないが、みなさんの前でお答えした方がいいと思った」。大臣の辞職は明確に否定した。