2014年10月27日

マルシアF1チームも破産申請、管財人がアメリカGP不参戦を正式発表

Marussia F1 team ruled out of United States GP by administrators

ジュール・ビアンキ(マルシア)、2014年F1イタリアGP

マルシアは今月初め、破産申請するつもりであることを高等法院に通知していたが、本日(27日)破産申請を行い、管財人が任命された。

マルシアF1チームを管理するために任命された管財人が、チームは今週末のアメリカGPには出走しないと発表した。

27日、マルシアの親会社マナー・グランプリ・レーシング・リミテッドを管理するためにFRPアドバイザリーLLPが任命された。

レーシングの継続を正当化できる資金が不足しているため、FRPは、マルシアはオースティンのイベントを欠場するのが最善の策であると考えた。

共同管財人のジェフ・ローリーは「既存の株主が、必要なレベルの資金を提供することができないため、上層部経営陣は長期的将来を確保するため、チームに新たな投資を持ち込もうと辛抱強く取り組んだ」と述べた。

「しかし残念なことに、与えられた時間内にそうすることができなかった。したがって、彼らは会社の破産申請をするしか選択肢がなかった」

FRPは、マルシアは運営を続けるが、その間に同社の長期的選択肢を検討し、スタッフは解雇されていないと述べた。

FRPの声明は「オースティンのあと、2014年チャンピオンシップにはさらにサンパウロとアブダビの2戦が残っている。これらレースへのチームの参戦は、管財手続きと、非常に限られた期間での関係者との交渉の結果次第である」と述べている。

「同社の破産申請を受け、解雇は行われていない。スタッフ全員に10月末までの給料が支払われている。しかし、スタッフの立場は、会社が限られた期間内に新しい投資を確保できるかどうかによる」

「我々は、関係者との交渉に集中している」

ケータハムも先週に破産申請をしたので、マルシアがアメリカGPを欠場すると、、グリッドにはマシンが18台しか並ばない。

BARが燃料タンクに関する規約違反の処罰として、その週末を欠場せざるを得なかった2005年モナコGP以来、出走マシンが最も少ないレースになる。

-Source: autosport.com

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