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 京都府から見た明石海峡に沈む夕日――。奈良市在住の大学教員、法沢(のりざわ)公寛さん(38)が、京都府木津川市の三上山(さんじょうさん、標高473メートル)の山頂で、明石海峡に沈む夕日と明石海峡大橋のシルエットの撮影に成功した。

 法沢さんは、25日午後5時すぎ、京都府内では数少ない、明石海峡の海面が見える三上山頂から、デジタル一眼レフカメラと1600ミリ相当のレンズを使って撮影。沈む夕日と大橋の橋脚の一部を雲の切れ間から浮かび上がらせた。

 法沢さんの話では、三上山から明石海峡に夕日が沈んで見えるのは、秋分の1カ月後と、春分の1カ月前のそれぞれ2、3日程度だという。