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小学校でのイベントが終わるとマイクロバスに乗り込み3人はTOHOシネマズ 流山おおたかの森へ移動し、“第10話~第12話+OVA”上映会の会場へ。上映会のチケットはあっという間に売り切れてしまったという。
上映イベントでは3人が挨拶を済ませ上映される第10話から第12話に話が及んだ。
伊藤は「ロコドルが愛するのは地元ということもあって、物語の最後を流川ガールズソングで締めるのかと思いきや、『あぁ流川』で締めるところが素晴らしいと思いました。」と最後のシーンに感慨深げ。また、水瀬は「ロコドルフェスタが終わった後に駆け込むように流川市に帰ってくるところに感動しました。駅に着いたけどもう終わってしまいそうなときに車で送って行ってあげると言ってくれた和菓子屋のおじさんがすごくいい人だなと。流川の人はみんな優しい人が多くて、私も住みたいなと思いました。」と応える。一方、吉岡は「テレビが終わった後にニコ生の方でも見たんですが、皆が奈々子にコメントしているのと同じ気持になって、最後は『あぁ流川』を一緒になって歌いました。先ほどの体育館のイベントでも『あぁ流川』を会場の皆さんと歌ったんですが、最後のシーンとリンクして泣きそうになってしまいました。」と体育館でのイベントで最終回での出来事を思い出していたそう。
また、最後の流川の夏祭りシーンではアフレコ現場でグラスキュートやAWA2ガールズのメンバーも参加していたそうで、『あぁ流川』にはそれぞれのメンバーの声も入っているという裏話も飛び出した。また、吉岡からは「『あぁ流川』はキャッチーなメロディなのでみんな歌いたがっていて、津田ちゃんが『早く歌いたい!私、音程完璧だから!』って…」というこぼれ話も。
「最終回を終えてキャラクターへの印象や作品への印象は変わったか?」という問いには...
伊藤:最初から最後までペースが崩れず、ロコドルらしさが最後まであったと思いました。ゆったりしていて大事件があるわけでなく、ロコドルらしくのんびりしたテンポで最後までブレないところが良かったです。
吉岡:のんびりした気持ちで、最初から最後まで温かい気持ちで過ごせる作品でした。キャラクターを通して見ると、はじめ奈々子は嫌だって言ってたのが、最後は自分から『やります!』っていうぐらい成長していくのを見て親目線で暖かく見守ってました。ゆいも最初は赤面するぐらい恥ずかしがり屋だったのですが、最後は成長したお姉さんになっていて、この作品はそんなところがいいなと思って見ていました。
水瀬:みらいは1話から隅っこにいたんですが、最後のコロッケを売るシーンでは前に出て売り子をする姿を見ていて、こんな子に声をアテられて幸せだなと思いました。またアフレコは7話からの収録になったのですが、ミック(宇佐美奈々子役 伊藤美来の愛称)を7話の時に見た姿と、最終話の時の姿とで比べると成長していて、最終話ではこのアニメの主人公を背負っている感じが伝わってきました。7話の時もすごく頑張っていて奈々子らしいと思っていたのですが、最終話では奈々子がそこにいる感じがして私は後ろで一人で感動していました。
それぞれのキャラクターの成長物語であることが語られただけでなく、新人声優の伊藤が今作を通して成長していく姿も感じていたようだ。
ここで、前日誕生日だった伊藤に「みくさん たんじょうびおめでとう」と書かれたケーキが運ばれ会場全員で「ハッピーバースデートゥーユー」を合唱。伊藤は18歳の抱負を聞かれると「去年よりも人の記憶に残る人間になることです。」と、奈々子らしいコメントを返した。
最後にそれぞれから挨拶。
水瀬:皆さん遊びに来てくださってありがとうございました。ここにいるのはみんな同じ流川市民の方々なので、上映の後にはみんなで輪になって“ろこどる”って最高だねって言ってくれるような上映になるといいなと思います。OVAは終わった後に心がほっとなるような作品になっていますので是非、楽しんでください。
吉岡:聖地といっても過言ではない流山にこんなにたくさんの人が来てくださって、みんなで流川の作品を見ることができるというのは素敵なことだなと思っております。みんなといっしょに騒いだりするのが大好きな性格ですので、最後のあぁ流川をみんなで一緒に歌ってくれたら嬉しいです。
伊藤:こうやって皆さんの顔を見ながら感動しているのですが、最初に主人公を演じると聞いた時、まだまだ未熟者の私が主人公をやって大丈夫かなと思ったのですが、アフレコやニコ生に始まり、頑張ってきて、いまこんなにたくさんの人達が“ろこどる”を愛して集まって来てくれるというのが本当に嬉しいです。たくさんのことをこの作品を通じて学んできたので、この作品は私にとって大切な作品です。これからも「ふつぅno#$%&'...」
と、作品同様、大事な場面で噛んで締めくくった。(ちなみに、最後に「『普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。』をこれからも応援よろしくお願いします!」としっかり言い直して、来場者からは温かい拍手が送られていた。)
OVAは最終回の後について語られており、AWA2ガールズを流川に招待して流川を紹介していく内容になっているとのこと。吉岡曰く「(流山に似た、流川の土地がたくさん出てくるため)流山を廻るにはすごくいいので、OVAを見てから廻ってみてください。」という。
流山には利根運河や流山市役所、市役所前のはんこ屋、流鉄・流山駅、おおたかの森ショッピングセンター、諏方神社などたくさんのモデルとなった場所が存在している。また、和菓子屋さんのモデルとなった清水屋本店(明治35年創業)ではモナカも売られており、劇中に登場した“たぬケーキ”は東武野田線・初石駅にある「ケーキハウス エーデル」でモデルとなった“たぬきケーキ”を食べることができる。
OVAや本編を見返して聖地巡りをしてみてはいかがだろうか?
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関連サイト
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(C) 小杉光太郎・一迅社/流川市ふるさと振興課
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