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リベリア帰り男性発熱で検査へ
10月27日 20時38分

リベリア帰り男性発熱で検査へ
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西アフリカのリベリアに滞在したあと、27日夕方羽田空港に到着した男性が発熱の症状を訴え、厚生労働省は男性を新宿区の国立国際医療研究センターに搬送するとともに、念のためにエボラウイルスを含めて何らかの病気に感染していないか、詳しい検査を行っています。
厚生労働省によりますと男性は、これまでのところ、患者などとの接触は確認されていないということです。

厚生労働省などによりますと、27日午後4時ごろ羽田空港に到着した男性が、発熱の症状を訴えたということです。
警視庁などによりますと、男性は45歳のジャーナリストで、西アフリカのリベリアにことし8月から10月18日まで2か月間滞在したあと、ベルギーやイギリスを経由して、27日、羽田空港に到着したということです。
男性は体の不調は訴えていませんが、到着時に検疫所で熱を測ったところ、37度8分の熱があったということです。
このため、厚生労働省は男性を新宿区の国立国際医療研究センターに搬送するとともに、念のために採取した血液などを東京の国立感染症研究所に送り、エボラウイルスを含めて何らかの病気に感染していないか詳しい検査を行っています。
検査の結果は28日未明には判明するということです。
厚生労働省によりますと男性は、これまでのところ、患者などとの接触は確認されていないということです。
厚生労働省はエボラウイルスが国内に持ち込まれるのを防ぐため、10月24日からすべての入国者を対象に、検疫所などでエボラ出血熱の発生国のリベリアなど4か国に、最長の潜伏期間にあたる3週間以内に滞在していないか確認し、感染が疑われる場合は、指定医療機関に搬送しています。