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古典の撥音便で、
質問者
2014/10/2517:55:31
古典の撥音便で、
断定の助動詞の連体形「なる」
+現在推量の助動詞「らむ」
の、「なるらむ」が「ならむ」と
読まれることってありますか?
どんなときに撥音便で読むのかが分かりません
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2014/10/2701:51:44
カテゴリーマスターの方の回答が正しいと思います。加えていうならば、当時は同音衝突を避ける傾向があったため、別の意味になりうるものは、撥音便にはならないのです。
同音衝突とは、たとえば「すい」という撥音があって、「酸い」なのか「吸い」なのか区別できなくなる現象のことです。「なるらむ」が「ならむ」になってしまうと、意味が判別できなくなってしまうので、同音衝突を避けるうえで、「ならむ」にはならないのです。
2014/10/2617:08:13
「ならむ」は「なり」+「む」か「なる」(成るや鳴るや生る)+「む」です
「なるらむ」が「ならむ」と成る例は上代から中古の文章ではないでしょう
江戸時代や現代で書いた人の文法知識が不十分な場合はあるかもしれません
音便で省略される母音はiだけでuが省略されることはありえない
学校の文法で教える「あんめり」が「あるめり」からというのは既に学会で否定された説です
2014/10/2522:09:23
まず撥音便するケースはないだろうね。
撥音便するってのは、「なんらむ」と発音するってことだよ。
そんな言い回しは聞いたことがない。
断定+現在推量で「なるらむ」が「音便」というより、
たんに「つづまって」、
「ならむ」となった例は、「発音上」は、あったかもしれない。
でも、「ならむ」と「表記」された時点で、
「なら」=断定「なり」未
「む」=推量等
と品詞分解、文法解釈されるのが当然だろう。
断定「なり」の連体形「なる」が撥音便を起こし、
さらに「ん」に無表記が起こるのは、
「めり」「なり」「らし」など、「推定」形の助動詞に接続する場合だよ。
「なめり」「ななり」「ならし」ね。
「子になり給ふ人なめり」
「さては扇のにはあらで、くらげのななり」
「昔の人の心をも表し、行きて見ぬ境のほかの事をも知るは、ただこの道ならし」
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