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キヤノン 高価格帯カメラ販売台数を下方修正
10月27日 22時46分

大手精密機器メーカーの「キヤノン」は、デジタルカメラ事業で主力の高価格帯のレンズ交換式カメラについて、ヨーロッパなどでの販売が低迷しているとして、ことしの販売台数の見通しを下方修正しました。

「キヤノン」は27日都内で開いたことし1月から9月までの決算説明会で、デジタルカメラ事業のうち主力の高価格帯のレンズ交換式カメラについてヨーロッパや日本での販売が低迷しているとして、ことしの販売台数の見通しをこれまでより50万台引き下げて、650万台に下方修正しました。
「キヤノン」は、ことし7月にも小型カメラとレンズ交換式カメラの販売台数の見通しを引き下げており、レンズ交換式カメラの販売見通しの下方修正はことし2回目となります。
また、これに伴ってことし1年間の売上高の見通しをこれまでより400億円少ない3兆7400億円に引き下げました。
一方でことしの本業のもうけを示す営業利益の見通しは、円安によって想定為替レートを1ドル=100円から108円に見直したことで従来よりも50億円多い3700億円に引き上げました。
会見した田中稔三副社長は「レンズ交換式カメラは来年までには反転して安定した成長を続けられるはずだ」と述べました。

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