原油価格、来年半ばにかけ一段と下落へ=ゴールドマンサックス
[東京 27日 ロイター] - ゴールドマンサックスは26日、2015年第1・四半期の原油価格予想を15ドル引き下げた。北米を除く石油輸出国機構(OPEC)非加盟国の生産増が見込まれるためとしている。
ウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)CLc1を1バレル90ドルから75ドルに、北海ブレント先物を1バレル100ドルから85ドルにそれぞれ引き下げた。
さらに同年第2・四半期が供給過剰のピークとなるとして、WTIが1バレル70ドル、北海ブレントが1バレル80ドルにまで一時的に下落すると予想した。しかしこれを底値として、下期にはWTI=75ドル、北海ブレント=85ドルの水準に戻すとしている。
WTIは過去4週間で約10%下落した後、週明けの市場ではやや上昇し、1バレル81ドルを若干上回る水準で推移している。
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