呟き
待賢門の戦いはいかに重盛の「ずっと俺のターン」っぷりかパソコン持ち出してまで長々と語ったんですが、非常にアホらしくなってしまいました。
後で読み返してアップするか決めます(笑)
ところで、その待賢門の戦いなんですが、人物名が羅列されたりして、そもそも戦してるし、ごちゃごちゃとしてるのが映像を想像できないわしでもわかるんですよ。
でも悪源太さんが「櫨の匂いの鎧の、鴾毛の馬が重盛だ!」って何度も叫ぶじゃないですか。
で、戦いの途中で重盛の華やかな装備の描写も入りますよね。
悪源太さんが何度も色を繰り返してるし、描写も重盛の華やかさを強調するので、慌ただしい場面でも、色だけがバーンっと浮かび上がります。カラーの訴えがすごい。
その色彩を装備してるのは重盛なんで、他はぼやけているけど、重盛だけはスポットライトにあたったかのようにはっきり見えます。
の、はずなんだけどね
悪源太さんの台詞。
「櫨の匂ひの鎧きて、鴾毛なる馬にのりたるは、平氏の嫡々、こんにちの大将左衛門佐重盛ぞ。おしならべて組みとれ、うちとれ、者ども」
「武者はあら手とおぼゆるが、大将軍はもとの重盛ぞ。余の者に目なかけそ。櫨の匂ひの鎧に、鴾毛なる馬は重盛ぞ。おしならべて組みおとせ。かけならべて討ちとれ、者共」
「敵の馬の足な立させそ。櫨の匂ひの鎧に組め。鴾毛の馬におしならべよ」
色彩を装備してるのは重盛で、色彩を声に出すのが悪源太。
悪源太の台詞は、リズムの良さもあるし、印象に残る。その悪源太さんの声がだんだん近づいてくるって文章もあるので、さらに心に残る。
このシーンが綺麗なのって、「櫨の匂い、鴾毛」という色彩が両者にかかってるところかなって思います。
重盛のカラーなんだけど、悪源太のカラーにもなってる感じ。
そういえばカラーといえば、朝長は白系統だったりするんだよね。儚いわー。
んでもって役割的には義朝に因果を気づかせるものだったりもするんで、悪源太さんなみの中二ホイホイ設定だって主張する。
耽美系中二病、こっち来いよ。
まぁともかく『平治物語』はいいぞー。
保元の乱の因果を乗り越えようと足掻くパパリンがいるぞー。
パパリンはなー運命に抗おうとするも、むっちゃ破滅的という矛盾を抱く素敵な男だぞ。
もがけばもがくほど、蟻地獄にハマるよう落ちていく展開だぞー。
すぐ死にたがるぞー。
後で読み返してアップするか決めます(笑)
ところで、その待賢門の戦いなんですが、人物名が羅列されたりして、そもそも戦してるし、ごちゃごちゃとしてるのが映像を想像できないわしでもわかるんですよ。
でも悪源太さんが「櫨の匂いの鎧の、鴾毛の馬が重盛だ!」って何度も叫ぶじゃないですか。
で、戦いの途中で重盛の華やかな装備の描写も入りますよね。
悪源太さんが何度も色を繰り返してるし、描写も重盛の華やかさを強調するので、慌ただしい場面でも、色だけがバーンっと浮かび上がります。カラーの訴えがすごい。
その色彩を装備してるのは重盛なんで、他はぼやけているけど、重盛だけはスポットライトにあたったかのようにはっきり見えます。
の、はずなんだけどね
悪源太さんの台詞。
「櫨の匂ひの鎧きて、鴾毛なる馬にのりたるは、平氏の嫡々、こんにちの大将左衛門佐重盛ぞ。おしならべて組みとれ、うちとれ、者ども」
「武者はあら手とおぼゆるが、大将軍はもとの重盛ぞ。余の者に目なかけそ。櫨の匂ひの鎧に、鴾毛なる馬は重盛ぞ。おしならべて組みおとせ。かけならべて討ちとれ、者共」
「敵の馬の足な立させそ。櫨の匂ひの鎧に組め。鴾毛の馬におしならべよ」
色彩を装備してるのは重盛で、色彩を声に出すのが悪源太。
悪源太の台詞は、リズムの良さもあるし、印象に残る。その悪源太さんの声がだんだん近づいてくるって文章もあるので、さらに心に残る。
このシーンが綺麗なのって、「櫨の匂い、鴾毛」という色彩が両者にかかってるところかなって思います。
重盛のカラーなんだけど、悪源太のカラーにもなってる感じ。
そういえばカラーといえば、朝長は白系統だったりするんだよね。儚いわー。
んでもって役割的には義朝に因果を気づかせるものだったりもするんで、悪源太さんなみの中二ホイホイ設定だって主張する。
耽美系中二病、こっち来いよ。
まぁともかく『平治物語』はいいぞー。
保元の乱の因果を乗り越えようと足掻くパパリンがいるぞー。
パパリンはなー運命に抗おうとするも、むっちゃ破滅的という矛盾を抱く素敵な男だぞ。
もがけばもがくほど、蟻地獄にハマるよう落ちていく展開だぞー。
すぐ死にたがるぞー。
2014.10.27(Mon)10:29