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厚労相 「検査結果分かれば速やかに公表」10月27日 21時18分
塩崎厚生労働大臣は、記者団に対し、西アフリカに滞在歴があり、午後、羽田空港に到着した40代の男性が発熱の症状を訴えたことから、国立国際医療研究センターに搬送し、念のためエボラウイルスを含め病気に感染していないか検査を行っているとしたうえで、結果が分かれば速やかに公表する考えを示しました。
塩崎厚生労働大臣は、27日午後8時20分すぎ、厚生労働省で記者団に対し、西アフリカに滞在歴があり、羽田空港に到着した40代の男性が発熱の症状を訴えたことから、国立国際医療研究センターに搬送し、念のためエボラウイルスを含め何らかの病気に感染していないか詳しい検査を行っていることを明らかにしました。
そのうえで、塩崎大臣は「検査結果は出しだい、お知らせすることになる。おそらく明け方になるだろう」と述べました。
さらに、塩崎大臣は、男性と同じ飛行機に乗っていた乗客などへの感染のおそれについて、「しかるべき対応を準備している」と述べました。
また、塩崎大臣は、「エボラ出血熱は接触によって感染するものであり、飛まつ感染とは違うので、冷静に受け止めてほしい」と述べ、国民に冷静な対応を求めました。