事件があったブックオフ
多くの人が連れ去りを目撃した筈だが、誰も声を掛けなかった
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池袋の書店から女児連れ去り


10月20日午後5時20分ごろ東京都豊島区東池袋のブックオフで、46歳の父親と
一緒に店内に居た5歳の女児がいなくなったと110番通報があった。

父親は書店従業員に相談し、書店は防犯カメラで女児の手を引いて外へ出た
不審な男を確認し110番通報した。

通報直後に約2.5キロ離れた豊島区要町の路上で女児が「助けて」と
叫んでいるのを目撃した通行人の女性が、近くの交番に報告した。
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警察によると男が女児を書店から連れ出したのは午後4時45分だった。
書店は「ブックオフ池袋サンシャイン60通り店」だった。

どうもこの父親は長時間、子供の所在を気にかけずに、店内で本を読んだり
商品を見ていたようだ。

店内に子供が居ないのにやっと気づいた時には店の外に連れ出されて2キロ
以上も離れた場所を歩いていた。

女児の足で35分で2キロ歩くのは不可能なので、何かの乗り物で移動した事になる。

防犯カメラには女児の引っ張って店外に連れ出したのが写っていた。

父親が通報したのと同じ頃に、泣き叫ぶ女児を見た女性が通報している。
交番の警察官が現場へ行き、男を取り押さえて、女児を保護した。

男は「少女が勝手についてきた。家に泊まらせようと思った」と供述している。
男には精神科病院への通院歴があり、氏名など詳しい情報は明らかにされていない。


精神病患者は年間300日入院している。生活保護を支給され
入院費は無料。犯罪を犯しても非公開で処罰もされない。
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精神疾患者を優遇

犯人を逮捕したところ、精神科に通院暦があったので氏名が非公開になり、
その後どうなったのかも発表されずうやむやのまま。

こういった事件が最近は多い。

記憶に新しいのが東京で「アンネの日記」100冊以上を破って回ったアンネ事件。
犯人逮捕までは、ナチスを賛美するような右翼の犯行とされていたが、犯人が
逮捕されて精子病院へ通院していたと分かると、日本中のすべての報道機関が
まったく報道しなくなった。

日本より人権に配慮しているとされる欧米では、未成年者や精神病であっても
少なくとも氏名は公表している場合が多い。

日本はおそらく世界で最も精神病患者に手厚い支援をしている。
重度の精神疾患だと生活保護が認められ、加えて障害者分の加算がされる。

この為、障害者の親は子供を形式上別居させて生活保護認定を受ける。
そして実際には精神病院に居住させる。

帰宅するのは盆、暮れ、正月、連休など一時退院を求められた時だけで
その時は家族が引き取って面倒を見ている。

病院にとっても全額国が支払ってくれる良いお客である。
実際は病院に住んでいるだけで治療はしていないとされる。


近年子供の連れ去りが増えたという事実は無い
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「声を掛けたら犯罪者」警察の誤った世論誘導

連れ去り防止策として警察が重要視しているのが「こどもへの声掛け禁止」

子供を誘拐したい犯罪者にとって実は好都合で、近所の人が子供に
無関心な地域ほど、子供を誘拐しやすいのです。


考えてみれば分かると思うのですが「声かけ禁止」を守るのはまともな人だけで、
これから子供を誘拐しようとする人間は守りません。

なぜ目撃した男達は「声を掛けれなかった」のか?

今回の事件でブックオフの店内や道路を歩いていた男性は誰も通報したり
声を掛けなかった。

一人一人に聞いたわけではないが、想像するところ、声を掛ける事によって
自分が犯罪者扱いされるのを恐れたからである。

「地域防犯ネットワーク」のような警察や役所の防犯サイトを見ると、
「○○地区で児童に声を掛ける事案が発生。特徴は・・・」と警察のホームページ
などに晒されているのである

事案の内容を見ると「通学中の小学生に中年男が『おはよう』と声を掛けて
走り去る事案が発生しました」等と書いてあり、アホそのものである。

「公園でベンチに座っていた男が児童を見る事案が発生」というのもあった。



神戸の生田美鈴ちゃん事件も、「見ているだけで犯罪者」「声を掛けたら逮捕」
だから住民は美鈴ちゃんを放置した。


犯罪者は「声掛け禁止」をむしろ都合よく利用している。

堂々と子供を連れ去っても住民は係わり合いを避けて「声掛け」をしなくなった。
警察の間違った指導の結果、子供の連れ去り事件は増加したが、改めようとしない。


「声かけ禁止運動」と虐待増加には、相関関係が認められる
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効果ない「声掛け禁止」の弊害

警察は子供の連れ去り事件が激増しているなどとして「子供への声掛け禁止」
を最重要テーマとして取り組んできた。


ところが警察白書を調べると、この運動が始まったとき連れ去りや誘拐が
増えたという事は無かった。

昭和の時代は子供だけの誘拐の統計がないので、大人を含めての数字になるが、

昭和20年代の500人台は例外としても、40年代は300人台、50年代から平成に掛けての
バブル期は治安が良かったのか100人台に減少している。

平成に入って景気悪化と共に再び上昇し、近年は250人から300人未満の数字になっている。
このうち近年は子供(中学生以下)の被害が60人から100人未満となっている。

子供の連れ去りが問題になり始めたのが平成20年ごろで、この頃から警察白書は
「子供の略取誘拐」だけの統計を記載している。

どこを捻くり回して見ても「近年子供の誘拐が増えた」事実は無い。
運動を始めてから誘拐が減ったという事も無く、どちらかと言えば増加した。

見過ごせないのが、「声掛け禁止運動」以降は児童虐待が激増している。

声を掛けると犯罪者にされるので、近所の人は虐待を知っていても「声をかける」
事ができなくなりました。

虐待したい親にとって「声かけ禁止」はとても好都合です。

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