国際ニュース AFPBB News

富士フィルム、米ワクチン製造会社買収 エボラなど感染症に強み

2014年10月27日 18:22 発信地:東京

このニュースをシェア

富士フィルム、米ワクチン製造会社買収 エボラなど感染症に強み ▲ キャプション表示
×米ネバダ(Nevada)州ラスベガス(Las Vegas)で開催の世界最大級の家電見本市「国際コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(International Consumer Electronics Show、CES)」の富士フイルム(Fujifilm)のブース(2014年1月7日撮影、資料写真)。(c)AFP/Getty Images/David Becker
写真拡大
【メディア・報道関係・法人の方】写真購入のお問合せはこちら

【10月27日 AFP】富士フイルム(Fujifilm)は27日、エボラ出血熱の治療薬供給を目指す医薬品事業強化の一環として、米ワクチン受託製造メーカー「ケイロン・バイオセラピューティクス(Kalon Biotherapeutics)」を買収すると発表した。

 日本経済新聞(Nikkei)によると、富士フイルムは数十億円を投じ、ケイロンの持ち分の49%を取得する。将来的には持ち分比率を100%に引き上げることを視野に入れている。ケイロンは、炭疽(たんそ)菌などを含む危険度の高い病原菌に対するワクチンの製造技術を持っているという。

 富士フイルムは前週、エボラ出血熱患者の一部に試験的に投与されている抗インフルエンザ薬「アビガン(Avigan)」の追加生産を決定したと発表している。(c)AFP

このニュースの関連情報

おすすめ写真特集

おすすめ動画特集

トピックス

注目ニュース

国際ニュースランキング

  • アクセス
  • 大画面

    今ネットで話題の記事

    お知らせ

    おすすめコンテンツ