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expose-on-windows-switcher

Macの『Expose』に似た『Switcher』というWindowsアプリをご紹介します。

パイナポー

 先輩がMacからWindowsへ環境を移行したことに影響されて、先日久しぶりにWindowsを使ってみました。
それにしても、ウィンドウの切り替えが非常に面倒ですね!

ジャガアポー

 Macの『Expose』は非常に便利ですよね!
Windowsには似たような機能として『Windowsフリップ』や『Windowsフリップ3D』がありますが、『Expose』の使いやすさにはかないませんね。
 そこで今回は、WindowsにMacの『Expose』を追加しちゃいましょう!

シナモン

 『Expose』って何かしら…?

Macの『Expose』とは?

 『Expose(エクスポゼ)』とは、MacOSに標準搭載されているウィンドウ切り替え機能のことです。

 『Expose』を起動すると、画面いっぱいにウィンドウのサムネイルがタイル状に表示されます。
目的のウィンドウをクリックすることで、そのウィンドウを最前面に表示できます。

ジャガアポー

 『MacOS X 10.6』の『Expose』です。

 先日新たに販売された最新のMacOSである『Lion』では、
『MissionControl(ミッションコントロール)』という機能に生まれ変わりました。
従来よりも目的のウィンドウがわかりやすくなっています。

ジャガアポー

 でも、僕は以前の『Expose』の方が使いやすいと思っています…。
詳しくは「やめとけって!『OSX Lion』をMacに導入すべきでない3つの理由」をご覧ください。

Windows標準のウィンドウ切り替え機能

 Macだけでなく、Windowsにも標準でウィンドウを切り替えられる機能が備わっています。

 そのうちの1つが『フリップ』。
“Alt”キーと“Tab”キーを押すことで起動します。
画面中央にウィンドウのサムネイルが横一列に表示され、
目的のウィンドウをクリックすると、そのウィンドウを最前面に表示できます。

 この機能は『Windows2000』から搭載されていました。
しかし、表示されるのはウィンドウのサムネイルではなくアイコンだけでした。
 そして『WindowsVista』ではウィンドウのサムネイルが表示されるようになりました。
Windows7からは目的のウィンドウにマウスポインタをあてると
“目的のウィンドウのみ表示させる”という機能が追加されました。

ジャガアポー

 Windows7の『フリップ』です。

パイナポー

 でもこの機能、サムネイルが小さすぎてサッと切り替えることができないんですよねぇ~。
それにキーボードショートカットで起動した場合、キーを離すと『フリップ』が終了してしまう欠点があります。

 そしてもう1つが『フリップ3D』。
『WindowsVista』より搭載された機能で“Windows”キーと“Tab”キーを押すことで起動します。

 『フリップ』と異なる点は、タイル状表示から3D表示になった点が挙げられます。
マウスのホイールを回すか、“Tab”キーを連打することで
ウィンドウサムネイルを紙芝居のようにめくることができます。

ジャガアポー

 Windows7の『フリップ3D』。

パイナポー

 この機能は、奥のサムネイルが隠れてしまうんです。
それにキーボードショートカットで起動した場合、『フリップ』と同様にキーを離すとフリップが終了してしまうのも欠点です。

『Expose』を忠実に再現した『Switcher』

 「サムネイルが大きく、
サッとクリックしてウィンドウを切り替えられるExposeが一番使いやすい」
「この機能をWindowsでも使いたい!」
ということで、
インターネット上で検索してみると同じようなアプリがいくつもあります。

 あらゆるウィンドウ切り替えアプリを導入して使ってみましたが、
その中で最も『Expose』に似ていると感じた『Switcher(スイッチャー)』をご紹介したいと思います!

 実際に起動した画像がこちら。

ジャガアポー

 『Switcher』を使ってみたところ。

 タイル状に表示されているのがわかりますね。

 起動するとバックグラウンドが若干暗くなる点
マウスポインタをのせるとサムネイルが青くなる点
画像では分かりませんが起動時のアニメーションが非常に『Expose』に似ています

様々な表示方法に選択可能!

 『Switcher』の魅力はそれだけではありません。

  • 『Expose』に似た“Grid”
  • 現在のウィンドウを大きく、それ以外は小さく表示させる“Dock”
  • ウィンドウの形にあわせてつめて表示させる“Tile”

 これら3つの表示方法を選択することができます。

ジャガアポー

 “Grid”です。『Expose』に似ていますね。

ジャガアポー

 “Dock”。面白いインターフェースです。

ジャガアポー

 “Tile”です。
どちらかと言うとこちらの方が『Expose』似ですね。
ただ本家よりもウィンドウの間隔が狭いのが気になります…。

その使いやすさはカスタマイズ性の高さ

 『Switcher』が他のウィンドウ切り替えアプリと違う特徴として挙げられるのは、
カスタマイズ性の高さではないでしょうか。

 『Switcher』では、アニメーションの表示速度(開始時と終了時)や
デスクトップの表示設定からウィンドウの外観設定まで幅広くカスタマイズできる
ようになっています。

 思いっきり『Expose』に似せても良いし、自分好みの設定にしても良いのです。

ジャガアポー

 ウィンドウの外観設定です。
番号を振り分けたり、オンマウス時のカラーも変更できます。

 今回ご紹介した『Switcher』は、完全フリーソフト
『WindowsVista』やWindows7に対応しており、
僕が使用したウィンドウ切り替えアプリの中で最も安定していました。

 ぜひ一度導入してみてはいかがでしょうか。

あとがき

パイナポー

 おぉー!
これは本当に使いやすいですね!

ジャガアポー

 でしょーっ!?
苦労して見つけたかいがありましたよ!

シナモン

 うーん…“ウィンドウ切り替えアプリ”っているかしら?
私はWindowsユーザだけど、タスクバーで目的のアプリのタスクボタンを押せば良いだけじゃない?

パイナポー

 多くのウィンドウを開いて同時作業するときに、タスクバーまでマウスポインタを持ってくるのは面倒くさくてね…。
 とくにあまりにも多くのアプリを起動すると、タスクバーが改行されてしまうんだ。
だからこういうウィンドウ切り替えアプリが必要さ。

シナモン

 ふーん…そうかしらねぇ…。
でもWindowsの標準切り替え機能でも十分でしょ?

パイナポー

 うーん…。
先ほど言ったように大量にウィンドウを開いた場合、特に『フリップ3D』だとすべてのウィンドウが表示されなくてね…。
 やっぱり一度に多くのウィンドウを表示できる切り替え機能が望ましいね。

シナモン

 うー…なかなか難しいものね…。

ジャガアポー

 ま、結局は使ってみないと便利さはわかりません。
今回ご紹介したアプリを使ってみて、便利と感じるか不便と感じるかは用途によるでしょう。
 でもMacからWindowsに移行した人はぜひ導入してみてください!
元Macユーザにはオススメですよ!

 それでは今回はこの辺で!

この記事でご紹介したもの

コメント

  • Guest
    sasa
    2013年09月12日 3:57

    Switcher使ってみました。Very Goodです!!

  • Jaga
    ジャガアポー
    2013年09月13日 21:40

     便利ですよね!!
    細かな設定もできるので、ぜひいじってみてください!

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