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【ゴルフ】小田孔明 今季2勝目 賞金ランク首位奪取2014年10月27日 紙面から
◇ブリヂストンOP<最終日>▽26日、千葉市、袖ケ浦CC袖ケ浦C(7119ヤード、パー71)▽雨、気温22・8度、風速2・2メートル▽賞金総額1億5000万円、優勝3000万円▽65選手(うちアマ1人)▽観衆6087人 2位に3打差をつけての首位からスタートした小田孔明(36)が、5バーディー、2ボギーの68をマークし、通算15アンダーで逃げ切り優勝した。今季2勝目、ツアー通算8勝目。賞金3000万円を獲得し、合計1億600万円余りで賞金ランキングのトップに立った。64をマークした藤田寛之(45)=葛城GC=が1打差の2位に入ったが、賞金ランクは2位に後退。通算12アンダーの3位は薗田峻輔(25)、竹谷佳孝(34)=エー・エム・エス、宮本勝昌(42)=ハートンホテル=の3人が並んだ。 勝負は最終ホールで決着した。3組前の藤田が通算14アンダーでホールアウト。並んで迎えた18番パー5で、小田孔が見事な寄せとパットを見せた。グリーン右ラフから30ヤードのバンカー越えの第3打。「あれは10回打って1回寄るかどうか。その1回が出た。今年は海外メジャーでいろんなラフを経験したのが出た」。ピン右1メートルにつけた。そしてウイニングパットとなるバーディートライ。「10メートルくらいに感じた。何でもいいから入ってくれ。久々に緊張した」。カップのど真ん中から沈めて、藤田を振り切った。 この優勝で、一度は藤田に譲った賞金ランキング首位の座を奪回し、逆に約590万円差をつけた。「藤田さんの独走態勢を阻止するためには、僕が勝つしかないという気持ちになった。ツアーをおもしろくするためにも、藤田さんの優勝を阻止できてうれしい」。その一方で「藤田さんは初日66位と出遅れたのに、結果的に1打差まで来た。強さを実感した。賞金額的には藤田さんを抜いたが、勝利数では負けている。最終戦まで全試合勝ちにいくつもりで行きたい」と気を引き締めた。 最大の目標は、来春のマスターズ出場。そのためには年内に世界ランキングで50位以内に入らなければいけない。この大会前までで小田のランクは68位。「最多勝で賞金王がベスト。それでも50位以内に入らなかったら、タイに行く」。今季の日本ツアーで50位以内に入れなかったら、世界の強豪が集まりポイントが高いアジアツアーのタイ選手権(12月11〜14日)に挑戦する構えだ。 (櫛谷和夫) PR情報
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