エボラ熱感染のNY市の医師は重体-輸血受け病状は安定
10月26日(ブルームバーグ):ニューヨーク州で初めてのエボラ出血熱患者と確認され、ベルビュー・ホスピタル・センター に入院中のクレイグ・スペンサー医師の容体は、病状進行に伴い重体が続いている。複数の関係者が明らかにした。
医療公益法人のニューヨーク市保健病院公社(HHC)の26日の声明によると、スペンサー医師の容体は25日よりは好転している。
同医師はエボラ熱を克服した支援団体ワーカーのナンシー・ライトボルさんから輸血を受け、米バイオ医薬品会社キメリックスの治験薬ブリンシドフォビルを投与されている。
HHCのラム・ラジュ理事長はスペンサー医師について「重体だが、病状は安定している」とした上で、「血漿(けっしょう)療法によく耐え、前夜は良く眠れたようだ」と説明した。
原題:New York Ebola Patient in Serious Condition After BloodDonation(抜粋)
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更新日時: 2014/10/27 08:18 JSTニュース一覧
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