右肩上がりか再び「バブル崩壊」か、日本のアニメの行く末やいかに?というお話です(ただし結論はないです)。
2009年5月4日朝刊に「アニメバブル崩壊 DVD売り上げ不調・新番組も激減」という長行の記事を書きました。06年ごろをピークに制作本数、DVD売り上げなどが減り続けていることを書きました。
「バブル崩壊」後どうなるのか、この記事ではそこまで触れませんでしたがこの時の私の予想は、細かい増減はあるものの全体の傾向は人口減に沿ってダラ下がり、というものでした。しかし、どうやらハズれたようです。テレビアニメの制作本数や制作分数を見ると2010年に底を打ってV字回復を果たし、なおも伸びようとしています。驚きです。
1967年、東京生まれ。91年、朝日新聞社入社。文化くらし報道部でアニメやマンガを担当。ツイッターでもつぶやいています。単行本「1面トップはロボットアニメ 小原篤のアニマゲ丼」(日本評論社)発売中。
おすすめコンテンツ
※Twitterのサービスが混み合っている時など、ツイートが表示されない場合もあります。
朝日新聞デジタルをフォローする
PR比べてお得!