ニュース詳細
ハワイ キラウエア火山の溶岩 ふもとの村に迫る10月27日 13時26分
K10057225911_1410271331_1410271332.mp4
活発な火山活動で知られるハワイ州のキラウエア火山で、ことし6月から流れ出ている溶岩がふもとの村から数百メートルの所まで迫っているとして、地元当局は周辺の住民に対して避難の準備をするよう呼びかけています。
アメリカハワイ州のハワイ島にあるキラウエア火山は活発な火山活動で知られ、観光地にもなっていますが、ことし6月に山頂から流れ始めた溶岩がふもとの村に近づいて来ています。
ハワイの火山観測所などによりますと、26日午前9時(日本時間の27日午前4時)の時点では、溶岩流の幅は140メートルほどで、近くの村の主要道路から直線距離で760メートルの所まで迫ってきているということです。
現地からの映像には、赤い溶岩が草や木を焦がし炎を上げながらアスファルトの道路の上をゆっくりと流れる様子が映っています。
ハワイ州の地元当局は、溶岩流は1時間におよそ9メートルの速さで進んでいて、このままの状態が続けば周辺の住民に対して避難するよう求めることになるとして、28日までに避難のための準備を終えるよう呼びかけています。