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米大統領 外出禁止による医療従事者の萎縮懸念
10月27日 12時24分

米大統領 外出禁止による医療従事者の萎縮懸念
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アメリカの一部の州が、西アフリカでエボラ出血熱の患者と接触した医療従事者など渡航者に対して、3週間外出を禁じる予防策を導入したことに関連して、オバマ大統領は支援のため現地に行こうと考えている医療従事者が萎縮しかねないとして懸念を示しました。

アメリカでは、西アフリカのリベリア、ギニア、シエラレオネの3か国からの乗り継ぎ便が到着する国際空港がある、東部のニューヨーク州とニュージャージー州、それに中西部のイリノイ州が、現地でエボラ出血熱の患者と接触した渡航者に対して、到着後21日間、自宅などからの外出を禁止する予防策を導入しています。
ニュージャージー州の空港では、24日、シエラレオネでの医療活動を終えて帰国した女性看護師が強制的に病院に収容され、医療従事者の間では行き過ぎた対応であり、不当な人権の侵害だなどとして不満の声が強まっています。
ホワイトハウスによりますと、これに関連してオバマ大統領は、26日に開いた対策会議で「対策は、医療従事者のやる気を失わせるものであってはならない」と述べ、支援のため現地に行こうと考えている医療従事者が萎縮しかねないとして懸念を示しました。
エボラ出血熱への対応を巡っては野党・共和党がオバマ政権に対し、西アフリカへの渡航を禁止するなど、規制を強化すべきだなどと求めており、この問題は来月4日に行われる議会の中間選挙の争点の一つとなっています。

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