ショッピング
「CIAL桜木町」今夏オープン、地元色豊かな35店舗入居
横浜ステーシヨンビル(横浜市西区)は、JR桜木町駅に開業する商業施設「CIAL桜木町」に入る35店舗を発表した。県内企業を多数集積し、地元色を打ち出すとともに、新業態や駅ビル初出店といった話題性のあるテナントも導入、みなとみらい21地区や野毛地区などへの来街者の回遊の起点となる施設を目指す。「横濱ノスタルジックREVUE」というコンセプトの下、明治、大正期のレトロな雰囲気の漂う港町・横浜を演出する。オープンは今夏を予定している。
施設は地上1階(一部は地上2階)建てで、店舗面積は約4千平方メートル。雑貨やカフェなどは「YOKOHAMA BAZAR」、飲食店は「停車場ビュッフェ」など、四つのゾーンで構成。崎陽軒、ありあけ、キタムラ、横浜水信など地元企業が13社入るほか、重慶飯店やドトールコーヒーなどの新業態の店舗が四つ、駅ビル初出店は九つある。
桜木町駅は1872(明治5)年、新橋駅とを結ぶ日本初の鉄道の駅(初代横浜駅)として開業、140年以上の歴史を誇る。そこでCIAL桜木町では、初代駅舎の三角屋根を表現したり、レンガ調のタイルを使用したりと、歴史を感じさせる建物にするという。
横浜ステーシヨンビルは「近隣住民をはじめ、横浜を訪れる観光客など幅広い層に親しまれる施設でありたい」としている。
【神奈川新聞】