ライフハッカー編集部 - 社会 09:00 PM
案外知られていない、実は在宅でできる5種類の仕事
在宅ワークの種類はいくつかありますが、一見してそうとはわかりにくいものもあります。より多くの企業が在宅勤務というスタイルを提供することにより(諸経費を減らすだけでなく)社員の幸福度と生産性を高めているように、従来はオフィス勤務の形態をとっていたタイプの仕事も新たにバーチャル化しつつあります。こうした変化に適応する準備はできているでしょうか?
バーチャルオフィスまたは在宅勤務の仕事を探しているなら、まずはその適性があるかを確認しなければなりません。ほとんどの人にとってそれは夢のような話ですが、人によっては厳しく感じることもあります。時間管理、自己管理をしっかり行える能力、先延ばしをしない性格、トラブルが起きても対処できる技術力も必要になります。できそうなら、在宅勤務に適した仕事を検討してみると良いでしょう。
1.コールセンターのオペレーター
コールセンターというと、何百人もの社員が狭い部屋で電話をかけているというイメージが一般的ですが、必ずしもその必要はありません。バーチャルのカスタマーサービスのほとんどは在宅で可能なのです。ただ、在宅でカスタマーサービスを行うには静かな環境が必要ですし、それ以外の仕事を同時進行することも難しいでしょう。
2.会計担当者
会計のような数字との戦いがメインになる仕事は、1人で静かな場所でするのが一番です。たまに部長や最高経営責任者に確認を取らなければならないことがありますが、それはチャットや電話、ビデオチャットなどで十分できます。フリーランスでも大企業の正社員であっても同じように在宅でできる仕事です。
3.エンジニア
エンジニアにも実にいろいろなタイプがありますが、ほとんどの場合(ソフトウェアエンジニアなど)、1人で作業を行います。すでに何か問題が発生したときにチャットなどを使って同僚や上司とやり取りをするエンジニアも多いのではないでしょうか。それにエンジニアが「変わった人」である可能性は非常に高く(そうした「変わった人」の勤務時間は非常にバラバラです)、在宅で自分の仕事スケジュールを調整できるスタイルはぴったりなのです。
4.コンテンツライター
多くの企業に寄稿しているライターもいれば、1社のみと契約しているライターもいます。いずれにせよライターの仕事も1人で行う作業となります。ライターは自分の仕事場を作りたいと思っていて、変な時間の方が良い記事を書けるという人もいます。納品記事のチェックはメールや電話その他のバーチャル手段で十分に可能です。そのため、ライターさんにわざわざ会社まで来てもらう必要はほとんどないでしょう。
5.教師
オンラインスクールへの悪印象は消え始め、特に米国ではインターネット上の講座を評判の良い教育であると受け止める人が増えてきました。既存の学校を通じて教える、あるいは独立した学習塾サービスを行う場合のどちらでも、オンラインで授業を行うことは可能なのです。上着さえ、まともなものを着ていれば下は何を履いていても、生徒にはわかりません。
また、近年ではオンラインの外国語学習サービスもあちこちで見かけます。在宅で収入を得られるなら、支度に30分もかけて通勤するよりマシなのではないでしょうか。
5 Jobs You Didn't Know You Could Do From Home|Inc.
Drew Hendricks(訳:Conyac)
Photo by Shutterstock.
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- ジェイソン フリード,デイヴィッド ハイネマイヤー ハンソン早川書房