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TVアニメ『ゆゆ式』大久保瑠美、津田美波、種田梨沙、潘めぐみ、清水茉菜出演のファンイベント夜の部をレポート!
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「まんがタイムきらら」(芳文社)にて絶賛連載中の三上小又による同名4コママンガを原作に、2013年4月〜6月にかけて放映されたTVアニメ『ゆゆ式』。その作品イベント「TVアニメ『ゆゆ式』ファンイベント」が、2013年10月20日(日)に日本教育会館・一ツ橋ホールにて開催された。昼夜2公演が行われた中、本レポートでは夜に開催された第2部の様子を紹介する。
司会の挨拶に続き、メインキャストから大久保瑠美さん(野々原ゆずこ役)、津田美波さん(櫟井唯役)、種田梨沙さん(日向縁役)、潘めぐみさん(岡野佳役)、清水茉菜さん(長谷川ふみ役)の5名が『ゆゆ式』の制服に身を包み登場。お昼に行われた第1部の盛況を伝えつつ、司会の「2回目も盛り上がっていきたいと思います!」との声に会場は十分な声援をもって応えた。
最初に行われたコーナーは「各キャラが選ぶアニメベストシーン」。キャスト陣がそれぞれ、『ゆゆ式』本編からシーンから思い入れのあるシーンのベスト3を選び紹介するというもの。映像とともに語られる思い出やここでしか聞けない制作の裏側が語られた。
ただ大久保さんだけはベスト3の他に番外編として、第12話で海へ行く相談をするファミレスのシーンを追加し、「ゆずこはやっていて5役くらいやってる気持ちになれる」とコメント。すかさず、苦労して三つに絞り込んだ他のキャスト陣から「一人だけずるい!」とのツッコミが入る。それを受けて司会から「もし番外編を選べるとしたら?」と質問が振られ、津田さんからは「縁の笑い声」が、種田さんからは「海で繰り返しシャワーを浴びるシーン」が挙げられた。
また最後には原作者である三上小又先生の選ぶベスト3も。第2位として第10話アバンの「んぱんぱ」が挙げられると、きれいな音が出せずに苦労した思い出が交わされ、キャスト陣による実演も披露された。
二つ目は「原作生アフレコ」コーナー。こちらは、アニメ化されていない、原作のコミックス最新5巻収録分からピックアップされたシーンに、その場で生アフレコを行うというもの。大久保さん、津田さん、種田さんの3名で5本、潘さんと清水さんで1本、最後に5名でそろって2本。ユニークなネタの数々に、アニメでもおなじみな“変声”やキレの良いツッコミが重なり、大きな笑いを誘う。最後にキャスト陣から「(このシーンの)動くところが観たいねー」とのコメントが飛び出すと、会場からも「観たい観たい」と繰り返し賛同の声があがった。
続いて行われたのは「アドリブ生アフレコ」。セリフが空欄となった原作の4コマをもとに、キャスト陣がアドリブでネタを成立させるという、息のあったコンビネーションや笑いの反射神経が試される、難度の高いコーナーだ。ここでは、大久保さん、津田さん、清水さんの3名、5名全員、大久保さん、津田さん、種田さんの3名、大久保さん、津田さん、潘さんの3名、大久保さん、津田さん、種田さん、清水さんの4名と、様々な組み合わせでの共演を観ることができた。第1部でも大成功だったというこのコーナー、第2部でもキャスト陣のアドリブ力の高さを見せつける形で、見事、会場の大爆笑を誘っていた。
企画コーナーの最後はラジオでもお馴染み「まとめ選手権」。出されたお題を上手くまとめ、客席からの拍手の大きさで一番を競うというもの。優勝者への景品は、お昼の部ではグッズ詰め合わせだったところ、夜の部では家電ショップで購入した超豪華景品が用意されているとのことで、キャスト陣は騒然。ほがらかな雰囲気の中に、本気のまなざしを垣間見せる。
予選第一回戦は「担当したキャラクターの好きなところを『ゆ・ゆ・し・き』のあいうえお作文でまとめて」というお題に対して、大久保さん、種田さん、清水さんが競い、お昼の優勝者である大久保さんがここでも巧みにまとめあげ勝利。
次は「『ゆゆ式』最終回をおにぎりの具でまとめて」というお題で津田さんと潘さんが。大久保さんが作ったという難しいお題にそれぞれ善戦、潘さんが僅差で勝利を収めた。
大久保さんと潘さんによる決勝戦、お題は「相手の担当したキャラクターをグルメ漫画風にまとめて」。先攻の大久保さんは「反則な気もするんですけど」と断りを入れたうえで、グルメ漫画ではなく某朝の情報番組の料理コーナー風にまとめるという変化球で盛り上げ、後攻の潘さんは某孤独なグルメドラマ風のネタで会場を笑いの渦に。拍手の結果、優勝は潘さんに決まり、超豪華景品が贈られた。
企画コーナーの次はいよいよライブコーナーへ。大久保さん、津田さん、種田さんの3人でオープニングテーマ「せーのっ!」からはじまり、イメージソング「セツナイロ」を披露。続いては清水さんが長谷川ふみのキャラクターソング「私はそう感じた」、潘さんが岡野佳のキャラクターソング「おやすみの街」を華麗なダンスとともに歌い上げ、エンディングテーマを担当したMayumi MorinagaさんとAnother InfinityのStarving Trancerが登場し「Affection」で会場を盛り上げた。
その後、出演者全員が再びステージ上に集まり、それぞれが作品への想いを語った。時には感極まってしまい涙を浮かべ、また「三上先生にきっと届くと思うので」と皆でエールを送るといった一幕も。そうした熱く胸を打つ挨拶の中、キャスト陣から第2期へ向けた期待が繰り返されるたびに、会場からも大きな声援が沸き起こり続けた。
最後には出演者全員で「せーのっ!」を歌いあげ、イベントは幕を下ろした。しかし、関係者の、ファンの誰もがまだまだ『ゆゆ式』に熱い気持ちを向けている。そんなことをまざまざと感じさせる、ホットなイベントだった。まだまだ、この勢いは止まらない! ……と、非常に嬉しいものである。(了)
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