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朝日新聞教材 説明文でも日本軍の嫌悪あおる記述 専門家「一面的な歴史観に貫かれている」

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朝日新聞教材 説明文でも日本軍の嫌悪あおる記述 専門家「一面的な歴史観に貫かれている」

朝日新聞が作成した教育特集「知る沖縄戦」・今夏から希望する学校に無料配布されている

 ■「集団自決」を強要

 日本軍が「集団自決」を強要したとする場面も、体験者へのインタビュー記事として、生々しく描かれている。

 《「天皇陛下バンザイ」。校長先生のかけ声があり、まもなく、両耳に、厚い板をたたきつけられたような重い音がひびきました。(中略)「米軍に捕まるくらいなら、死を選べ」。日本軍の考えや教育によって、当時は大人も子どもも、そう思い込まされていました》

 《当時の教育は、だれよりも偉い天皇のために命を捨てる、ということを教え込みました。自分の行動を自分の考えで決めることを許さないのです。(中略)こうした時代背景のなか、わたしたちは日本軍によって「集団自決」に追い込まれていったのです》

 ■県民保護は触れず

 体験談だけでなく、説明文の中にも、日本軍批判が少なくない。

 《(米軍の沖縄侵攻に対し)日本は、沖縄を守ることよりも、本土に攻め込まれたら困ると考えて、沖縄になるべく米軍をひきとめて時間をかせぐ「持久戦」の作戦をたてた》

 《(組織的戦闘が終了した)6月23日以降に亡くなった人も多い。久米島では8月にかけて、日本軍が住民を虐殺している》

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