産経ニュース

朝日新聞教材 説明文でも日本軍の嫌悪あおる記述 専門家「一面的な歴史観に貫かれている」

ライフ ライフ

記事詳細

更新


朝日新聞教材 説明文でも日本軍の嫌悪あおる記述 専門家「一面的な歴史観に貫かれている」

朝日新聞が作成した教育特集「知る沖縄戦」・今夏から希望する学校に無料配布されている

 「日本兵に避難壕から追い払われた」「日本軍によって集団自決に追い込まれた」「日本軍が住民を虐殺した」-。朝日新聞が今夏に作成し、中学生や高校生に無料配布している教育特集「知る沖縄戦」には、日本軍が沖縄県民を虐待する場面が繰り返し登場する。教育関係者からは「子供たちがこれを読めば日本軍を嫌悪し、その思いは自衛隊への悪感情にもつながるかもしれない」と懸念する声が上がっている。

 ■避難民はじゃまだ

 6月1日《兵隊も、避難民も入りみだれて逃げていく。どこの壕も日本兵で埋まり、避難民は追い払われる。隠れる場所もなく、真栄平(まえひら)で豚小屋に入り、夜を明かす》

 「知る沖縄」の記述の一部だ。

 あるページには、米軍が沖縄本島に上陸する直前の昭和20年3月下旬から幼児2人を連れて逃げ惑った母親の様子が、日付順にこう書かれている。

 6月10日《避難壕をさがして近づくが、日本兵にくりかえし「じゃまだ」と追い返される。サトウキビをかじって、渇きをいやすしかなかった》

 6月11日《子どもは「マンマが食べたい」と泣いた。日本兵は「子どもを泣かすと、始末するぞ」と怒鳴った》

関連ニュース

大反響の『歴史戦 朝日新聞が世界にまいた「慰安婦」の嘘を討つ』 電子版も発売

「ライフ」のランキング