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【記者訴追 韓国に問う】低次元…終着点はどこなのか 米カリフォルニア州弁護士 ケント・ギルバート氏

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【記者訴追 韓国に問う】
低次元…終着点はどこなのか 米カリフォルニア州弁護士 ケント・ギルバート氏

ケント・ギルバートさん=10日午後、東京都目黒区

 引用元の韓国紙や記者は処罰されていないにもかかわらず、引用しただけにすぎない加藤達也前ソウル支局長(現東京本社社会部編集委員)を名誉毀損(きそん)で在宅起訴するなんて、明らかに公平性を欠いている。スケープゴートにされたとしか考えられない。

 日本人だから、産経新聞社の記者だから、と日本たたきで政権の点数稼ぎをしようとしているのかもしれないけれど、良識ある国民は、これではいけないと思うはず。朴槿恵(パク・クネ)大統領の支持率は逆に下がるんじゃないかな。下がらないとおかしい。

 以前、日本の検察官に処分を覆すには政治家にでも相談すればいいのかと問いかけたことがある。その検察官は「どうにもならない。政治家の出る幕ではない」ときっぱり答えた。日本の検察を持ち上げるわけではないけれど、そこには検察官としてのプライドがあった。起訴するのか、しないのかに関し、政治家の意図は反映されない。政治的圧力には屈しないという気概を感じた。

 今回の件は、韓国の民主主義の未熟さを露呈しただけにすぎない。日本までヒステリックになる必要はない。どう見ても韓国の方が低次元なのだから、わざわざ相手の土俵に降りていくことはない。出国禁止が解かれない加藤前ソウル支局長には申し訳ないけれど、もうしばらく我慢してもらって、韓国の出方を眺めていればいい。

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