Ebola.comという独自ドメイン*1が約2,000万円という高値で売買された…というニュースが、AFPBBニュースに掲載されていました。興味深い内容なので、引用させてもらいますね。
エボラウイルスの感染拡大とそれに伴う関心の高まりを受け、ドメイン名「Ebola.com(エボラ・ドットコム)」が、株式と現金合わせて20万ドル(約2160万円)以上で売却された。ドメイン名の売買が、「高リスク高リターン」であることを改めて示した格好だ。
購入したのはロシアの企業:
photo by EU Humanitarian Aid and Civil Protection
Ebola.comを購入したのは、ロシアのウィード・グロース・ファンド(Weed Growth Fund)という企業、というかたぶん投資ファンドのようです。
購入目的は明らかにされていませんが、どうやらこのロシアのファンドはエボラ出血熱の治療方法候補として期待されている、医療用マリファナの生産している企業の株式を持っていることが関係してそうな感じ。相乗効果を狙っての取得なのでしょう。
ウィード・グロース・ファンドがドメイン名を購入した理由は明らかにされていないが、米ニューメキシコ(New Mexico)州の元知事でカナビス・サティバの最高経営責任者(CEO)であるゲーリー・ジョンソン(Gary Johnson)氏は、マリフアナがエボラ出血熱の治療に有効な可能性があると考えていると公言している。
当然ながらこれだけ高額で独自ドメインが売買されている背景には、世界的なエボラ出血熱への関心の高さが間違いなくあるはずです。英語圏の人であれば、Ebola.comと検索する方も多いのでしょう。
以上、Ebola.comという独自ドメインが2,000万円という破格の金額で売買された…という海外ニュースでした。
*1:実際には独自ドメインの売買だけでなく、簡易的なサイト付きのようです。10月26日現在、見ていただければわかりますが本当にシンプルなサイトのままですね(Amazonアソシエイトが貼られているくらい)。