東海市教職員表彰インタビュー6

教職員表彰MVP加木屋南小学校佐藤哲矢先生インタビュー

写真 加木屋南小学校佐藤先生

 

東海市教育委員会
MVP受賞、おめでとうございます。まずは受賞の感想をお聞かせ下さい。

佐藤先生
「これからもしっかりやれ」と励まされた気持ちです。「総合的な学習の時間」の取り組みについては、加木屋南小の教職員全員でいただいた賞だと思います。これからも、来年度の研究発表会に向けて、一丸となって取り組んでいきたいと思います。

東海市教育委員会
今回の受賞は、どのような点が評価されたと思いますか。

佐藤先生
生活指導担当としては、これまで個々の先生たちが子どもたちへの指導に取り組んできたことを、全職員の話し合いの場で取り上げて、共通理解し、対応策をまとめたことや「生活ふれあいだより」を毎週発行して、地域や保護者への広報・啓発活動に取り組んだことだと思います。「総合的な学習の時間」に子どもたちとEMだんごを作り、加木屋大池に投入して環境浄化活動を行いました。また、地域の資源回収に出かけて、リサイクル活動を体験する取り組みをしたことも評価していただいた点ではないでしょうか。

写真 佐藤先生リサイクル活動風景

東海市教育委員会
先生の指導方針と、児童に対する接し方で心がけていることをお聞かせください。

佐藤先生
小学校では、子どもたちにとって学校に来ることが「楽しい」と感じることが大切なことだと思います。新しく学ぶことや体験することに子どもたちは楽しみを見つけます。教員としてこうした子どもたちの学校への期待を裏切らないように、日々の授業や学校行事に常に新しい工夫をしたいと心がけています。

東海市教育委員会
教師をしていて、今までで一番うれしかったことは何ですか。

佐藤先生
昨年度担任した子どもたちが中学生になった今年の夏に、「愛・地球博瀬戸会場」で小学校のときに取り組んだ環境浄化活動について発表してくれたことです。

東海市教育委員会
これからどんなことがしたいですか。

佐藤先生
中学校に13年、小学校に11年勤務しました。合計24回学級担任となりましたが、同じようなクラスは一度もありません。子どもたちも様々です。これからも新しい子どもたちに出会い、新しい学級を作っていくことが一番したいことです。

東海市教育委員会
では最後に、周りの先生方、特に若い先生方に対して一言お願いします。

佐藤先生
東海市にもたくさん優秀な若い先生たちが勤務するようになってきました。うれしいことです。若い先生方は、あまりこれまでの慣習や決まりごとにとらわれず、思い切って子どもたちの中に飛び込んでほしいと思います。そのことで学校全体が活性化されるのではないではないでしょうか。何か困ったことがあれば、私たちのように少し経験のある者がアドバイスできると思います。

東海市教育委員会
佐藤先生が、生活指導や総合学習に、コツコツと地道に取り組まれた努力を認められ、受賞されたことは、ご本人の喜びだけでなく周りの方々にとっても、大変喜ばしいことだと思います。ありがとうございました。