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【大相撲】

新十両の輝を元横綱の輪島さんが激励 一日も早く「遠藤、白鵬と対戦を」とはっぱ

2014年10月26日 紙面から

元横綱の輪島さん(左)と握手をする輝=ホテルニューオータニで(岸本隆撮影)

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 九州場所で新十両の戦いに挑む輝(20)=高田川=が、同じ石川県七尾市出身で第54代横綱輪島の輪島大士さん(66)から激励を受けた。

 25日に東京都内のホテルで開かれた新十両昇進祝賀会に出席した輪島さんは、咽頭がんの手術を受けたため声が出なかったが、筆談で「早く遠藤とやってほしいです。あとは白鵬です」と、早くも十両ではなく幕内での活躍に期待をかけた。

 輪島さんから下の名前をもらって輝大士(たいし)とつけ、同じ金色の締め込みを使う輝も、それに応えて「なるべく早く(幕内に)いけるように稽古します」と力強く誓った。

 師匠の高田川親方(元関脇安芸乃島)は「2場所で幕内に上がって1年後には三役を。大関、横綱を目指せる位置に。外国出身力士を倒す日本人をどうにかつくりたい」とはっぱをかける。輪島さんも「親方と同じです」と続いた。

 「誰にも負けたくないんで。優勝する気持ちでやる」と高い目標を掲げる輝。3横綱や逸ノ城などモンゴル出身力士の活躍が目立つが、20歳の若武者がその壁を壊しにいく。 (岸本隆)

 

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