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サイ・ゴダード(3月18日)
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【プロ野球】阪神が先勝、ゴメスが2安打3打点 日本シリーズ開幕2014年10月26日 紙面から
◇日本シリーズ2014<第1戦> 阪神6−2ソフトバンクSMBC日本シリーズ2014(7試合制)は25日、甲子園球場で阪神(セ・リーグ2位)−ソフトバンク(パ・リーグ優勝)の第1戦が行われて開幕し、阪神が6−2でソフトバンクに先勝した。 阪神はマウロ・ゴメス内野手(30)が4回の先制適時打を含む3打点。5回は球団の日本シリーズ記録となる1イニング5得点。投げては先発のランディ・メッセンジャー投手(33)が7イニング2失点で勝利投手となった。これでクライマックスシリーズ(CS)からチームは無敗(1分け含む)の6連勝で、球団の日本シリーズ連敗を6で止めた。 日本シリーズはどちらかが4勝した時点で終了する。 クライマックスシリーズだけではない。日本シリーズでも阪神の頼りになる男だ。不動の4番・ゴメス。4回1死二塁からスタンリッジの初球、甘く入ってきた144キロのツーシームを左越えに先制適時二塁打を放つと、続く5回2死満塁では137キロの難しい低めのスライダーを左前に運ぶ2点適時打。チームを勝利に導いた。 「力が入りすぎないようにリラックスして打席に立つように心掛けた。チャンスだったので、いい球が来たらファーストストライクから打っていこうと思っていた」と先制打には会心の笑み。2本目のタイムリーも「下位打線がつくってくれたチャンスなので、何とかしたかった」と言い、その後のマートンの中越え二塁打で一塁から一挙に生還したシーンについて、そばにいたマートンに「全力疾走して疲れたよ。次はホームラン打ってくれる?」とノリノリだ。 ソフトバンク先発のスタンリッジは、昨年まで阪神に在籍。6月9日の甲子園での交流戦でチームは零封負け。ゴメスは4打席ノーヒット、2三振と抑え込まれていた。が、レギュラーシーズンでチーム最多の109打点を稼ぎ、CSでも6試合で8打点、打率3割2分と打撃好調、勝負強い男に変身したゴメス。ポストシーズンで対戦したスタンリッジを物の見事に打ち崩した。 チームもスタンリッジから13イニング目に得点。5回には5点のビッグイニングをつくって、ソフトバンクに完勝だ。 「ゴメスが4番らしい仕事をしてくれたし、マートン、福留とつながってくれた」。甲子園の阪神ファンの大声援に応えた和田監督は、お立ち台で声をはずませながら会心の勝利を喜んだ。 ゴメスを中心とした打線が10月に入って絶好調。CSから6日間のブランクも心配なし。「シリーズに入る前は不安だったけど、みんなしっかり調整してきて、ムードはいいね」と手応えまで感じる和田監督。それでも「このシリーズ、初戦がポイントだと思っていた。それが取れて良かったが、やっと1つアドバンテージをもらっただけ。これからも日々、初戦のつもりで」と手綱を緩めることはなかった。 (宮脇渉) PR情報
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