東横線でハロウィーン仮装コンテスト！優勝は“お化け一家”

東急東横線内を走る貸し切り列車で行われた「オトナハロウィン号」での仮装コンテストで、グランプリに輝いた家族。（左から）娘は墓地のセレブ娘、母はセレブ夫人、母の姉は墓地の管理人、父はガイコツ男爵に扮した Photo By スポニチ

　東急電鉄東横線で２５日、特別編成した貸し切り列車（８車両）内でハロウィーンの仮装コンテストが行われた。

　川崎市の元住吉駅車両基地を出発し、元町・中華街駅（横浜市）などを経由して渋谷駅までの約４７キロ。約１時間半、４５組１０５人が、モンスターや悪霊、宇宙人や電車などの仮装を披露した。駅のホームを通過する際には、多くの人が不思議そうに車内をのぞき込んだ。

　渋谷駅近辺の飲食店や商業施設とコラボしたキャンペーン「オトナハロウィン」の一環。東急電鉄によると「子供の行事というイメージが強いハロウィーンを大人にも楽しんでもらい、渋谷の街をより盛り上げていきたい」と考案した。

　ハロウィーンは近年、大人の仮装者によるイベントが急増している。この日、忍者風の衣装で参加したピエール・ギジャロさん（３４）と由貴さん（３８）夫妻は「昨年、ハロウィーンのイベントで知り合って結婚しました」と笑顔。

　グランプリは、家族で参加した「青山霊園ヒルズ町内会」の４人。ガイコツ男爵に扮した父親（４８）は「メークも初めて。自分じゃないみたいで楽しい」。

　準グランプリは、東急電鉄のキャラクター「のるるん」と、同社の車両「８５００系」に扮した女性２人組。鉄道好きで「貸し切りの特別車両に乗ってみたかった」と嬉しそうに話した。

　表彰式にはタレント南明奈（２５）がパンプキンをイメージしたドレス姿で参加した。