2007年01月08日

サザエさん あなどりがたし!

 高級AV機器をマニアックな方々でゴリゴリ批評する 某有名雑誌の特集記事で『HD(ハイビジョン)のアニメーションを録画しよう!』というのが掲載されておりました。
 その際に『ドラえもん』『ワンピース』『サザエさん』の画質の批評もされていていまして その記事を読むと『サザエさん』のHD映像はセル画に近い処理がうまくされており、背景と人物との境目でセル画に特有の影を入れるなど、カラーリングの面でもセルに近い鮮やかな色調を処理している作品だと評価していたので 私もてっきりこの記事で最近のサザエさんはCGアニメ化されているのだと認識しておりました。

 あれから数ヵ月後、今日、本屋で見つけた雑誌で目から鱗が出ました…



サザエさんは



1961年放送開始から

現在に至るまで、



(38年経過もいまだ継続中…)

アニメ版はセル画で

製作されています!!!!!



(現在、世界唯一のセルアニメのTVシリーズ)



0a110313.gif

(誠文堂新光社/アニメーションノート No.4)

★ サザエさんのアニメ製作工程を追った記事をはじめ、38年間 あまり語
★ られなかった製作秘話など満載。 脚本を手がける雪室俊一氏の貴重な 
★ 『サザエさん』のマニアックな楽しみ方などのヒントを含めたコメント
★ など読み物としても◎な雑誌です…。                
★ (氏はサザエさん次の番組『キテレツ大百科』も続けて脚本書いてい 
★ いていたりしていた時期などがある ある意味凄い人…        
★ 『おはようスパンク』の原作者。    
★                     
★                                  
★ その他 特集記事『鉄コン筋クリート』『パプリカ』など…
      





うそつきィ?!!!!

セル画の様じゃなくて セル画じゃねーか!!
 なんでも、HD化に16mmから全編35mmフィルムで撮影をしてからビデオテレシネ化しているそうでこの話だけでも大変な工程なのだが、サザエさんは動画の外注は国内のみで行っていたり、くわしくここでは語れないが、
 某・有名アニメ映画製作会社もしない さらに驚きの製作工程を経て、なにげなく民間放送の電波帯で贅沢に放送されているのだ!!
(くわしい内容は雑誌を読むべし!)

 「今度からサザエさんの放送は正座して視聴

しなければいけないぐらいの姿勢で見る事に

します」
困った


 サザエさんのアニメ製作会社といえば『エイケン』
1963年に『エイトマン』『鉄人28号』と白黒版を製作するなど 年表で並べられた 昔の製作タイトル名を見ても ほとんどよくわからない位の時代を生きてきた老舗中の老舗アニメ会社です。
 下にちょこっと書いてみますが、私がよく徘徊しているHP『ぼくらの自爆王』の荒鬼さんとその住人しかわからない時代の作品なんでしょうねぇ?笑顔

1963年 『仙人部落』
1965年 『スーパージェッター』 『宇宙少年ソラン』 『遊星少年パピイ』
1966年 『遊星仮面』 『冒険ガボテン島』 『スカイヤーズ5』
1968年 『サスケ』 『忍風カムイ外伝』
1970年 『ばくはつ五郎』
1970年 『のらくろ』
1973年 『冒険コロボックル』
1974年 『ジムボタン』
1975年 『イルカと少年』
1976年 『ほかほか家族』 『UFO戦士ダイアポロン』
1984年 『キャプテン』←やっと全話見ている作品が出てきた…(苦笑)

at 21:08│Comments(0)資料関連 

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