豊ノ島、相撲で励ます!広島土砂災害の避難所慰問
2014年10月26日6時0分 スポーツ報知
大相撲の秋巡業で広島市を訪れた豊ノ島(31)=時津風=、勢(28)=伊勢ノ海=ら幕内力士4人が、8月に起きた土砂災害の避難所となっている安佐南区の佐東公民館を慰問した。また、日本相撲協会からは被災地へ義援金1000万円と、スポーツ報知の相撲漫画でおなじみの漫画家・琴剣淳弥さんのイラストに横綱、大関陣のサインが入った額が贈呈された。
同公民館には、いまだ8世帯15人の被災者が生活。豊ノ島は「人間、いざというときにはこんなに強くなれるのかと思った。こちらが逆に元気をもらった」と神妙に話した。自宅の一部が損壊した土居靖恵さん(47)は「元気が出る。2か月たっても忘れられていないというのがうれしい。九州場所で応援します」と声を弾ませた。
豊ノ島は「土俵で頑張ることが(被災者への)励ましになると思う」と奮起を誓った。さらに社会貢献活動だけでなく、新たなファンサービスとして「ファン感謝デーのようなイベントをやりたい」と腹案を明かした。