【BOX】宮尾、KOで5度目防衛
2014年10月25日18時4分 スポーツ報知
◆WBA世界女子ライトミニマム級タイトルマッチ ○宮尾綾香(10回1分58秒 KO)西村聡美●(25日、長野県・戸倉体育館)
王者の宮尾綾香(31)=大橋=が挑戦者で同級8位の西村聡美(33)=折尾=を10回1分58秒、KOで下して5度目の防衛に成功した。
出身地での凱旋(がいせん)試合となった31歳の宮尾は、持ち前のスピードとスタミナで主導権を握った。10回の終盤に左右のコンビネーションでダウンを奪い、決着をつけた。世界初挑戦の西村は王座奪取がならなかった。
宮尾綾香「(地元で)知っている顔がたくさんいたが、あまり深く考えずに闘った。ぎりぎりでも勝てたことがよかった。KOという結果で少しは恩返しできた」
大橋秀行・大橋ジム会長「地元でプレッシャーはあったと思うし、強敵だったが、最後にKOできたのは大きい。女子ボクシングの未来は彼女に懸かっている」