韓国人とうそ、誤認逮捕
2014年10月25日20時38分 スポーツ報知
兵庫県警尼崎北署は25日、「韓国人だ」とうその説明をしていた日本人の男性(25)を、入管難民法違反(旅券不携帯)の疑いで誤認逮捕したと明らかにした。国籍確認が不十分だったためで、同署は男性に謝罪し、約2時間後に釈放した。
同署によると、25日午前2時50分ごろ、兵庫県尼崎市の飲食店で3人組の男が無銭飲食したと110番があった。署員が駆けつけ、店側とは示談が成立したが、このうち1人が「コンテナ内に隠れてフェリーで韓国から来た」と話したため、任意同行して現行犯逮捕した。
だが、男性は逮捕後「うそをついた」と、黙っていた住所や連絡先を明かし、同署が家族に電話してうそが発覚。
同署は入国管理局に男性の国籍を確認する手続きを、時間がかかるからという理由で実施していなかったという。
西村章雄副署長は「適正手続きを徹底する」とコメントした。