アマゾンの実店舗はどのような店舗になるのか?
2013年の売上が$74.5B(7兆5千億円)。取り扱い品目数は検討もつきません。北アメリカに39のフルフィルメントセンター(平均9万3千平米、一辺が300Mの建物)を保有する世界最大のEコマースが遂に実店舗をオープン。クリスマス商戦前に出店するというニュースを、ウオールストリートジャーナル紙が伝えてから、各メデイアで話題になっていますが、肝心の店舗の概要が、明らかにされていません。マンハッタン34丁目のエンパイアステートビルの近くで、述べ売り場面積4万平米。一部、テナントがまだ残っている様です。
どの様な店なのか? メデイアでは、注文商品の受け渡しや返品商品の受付がメインになり、自社のKindleや携帯電話を販売する程度。更には、同日配達を可能にするための倉庫としても活用するのではと伝えられています。
ニューヨーク店が成功したら、倒産が噂される家電販売店の『ラジオシャック』や、『ベストバイ』に押され売り上げを落としている『H.Hグレッグ』を買収し、消費者との取り次ぎ店を一気に全米に設置するのではという憶測もでています。(ちなみに、ラジオッシャックは平均、225㎡で3000店舗、HHグレッグは2500㎡で229店舗のチェーン店)
こんな事も考えられます。店には商品は置かず、カウンターのみがずらっと並び、店員はモニターを見ながら接客。注文した商品の受け渡しや返品の処理をする。 入口に設置された番号札の順番に窓口に行き、発注済み商品の受け渡しするとか?
イーベイやアマゾンの他、ありとあらゆる商品がネットで購入でき、サイズや在庫が無いと言う心配もありません。ポイントはいかに早く、安く商品を入手できるかと言う事。ウオルマート、メイシーズ、ベストバイ、ホームデポ等の競合店は皆、実店舗を利用してネット注文の商品を無料且つ迅速に供給する事で対応。
一方、アマゾンでは『アマゾン・プライム』『アマゾンロッカー』『アマゾンフレッシュ』等の導入。更には、小型無人ヘリ・ドローンの使用による配達の迅速・コストダウンを計るべく試運転を行っています。
デリバリーを仕事の関係で自宅への配達を望まない人も多く、迅速で安く、安全に購入者に商品を渡すシステムを模索しているのでしょうね。 その為の重要な手段の一つが店舗なのではないでしょうか。そう考えると、クリスマス前の34丁目というロケーションも理解できるものです。
とにかく、アマゾン店舗がオープンしたら見に行きたいと思います。日本の楽天も参考になるのではないでしょうか。