アメリカのUnlock Tsuという企業が新しいSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)をはじめました。
その名も「Tsu」で、「スー」と読むみたいです。
それでは、簡単に特徴を見ていくことにしましょう。
広告で得られる収入益の分配比率ですが、ユーザーに9割、Tsuに1割となっています。
ユーザーへの収益の分配方法が面白い仕組みになっています。
というのは、あるユーザーが広告からコンテンツ収益を得たとします。すると、そのユーザーを招待したユーザーなどにも収益が分配されるようになっています。
このあたり少し分かりにくいので家系図に例えて説明されているものを引用しておきます。
例えば自分が招待したユーザー(子ユーザー)が招待したユーザー(孫ユーザー)が招待したユーザー(ひ孫ユーザー)のコンテンツが100ドル稼ぐと、90ドルの50%(45ドル)がひ孫ユーザーの、90ドルの3分の1(29.70ドル)が孫ユーザーの、90ドルの3分の1の3分の1(9.99ドル)が子ユーザーの、そのさらに3分の1、つまり27分の1(3.33ドル)が自分の収入になる。
ユーザーがコンテンツで稼げる新SNS「Tsu」スタート - ITmedia ニュース
つまり、自分が招待したユーザーを子ユーザー、さらに、子ユーザーが招待したユーザーを孫ユーザーというように家系のように考えるとします。すると、子孫ユーザーが生み出した広告収入の一部も自分が受け取れるようになっているのです。
それも、ひ孫ユーザーの4世代までという設計になっています。
ユーザーを招待すれば招待するほど収入源が増え、Tsuとしてもユーザー数が増えSNSとしての魅力が高まるというウィンウィンの関係になっています。
このあたりが特徴ではないでしょうか。まだまだ、立ち上げて間もないサービスで、どうなっていくか分かりません。しかし、画期的なシステムなので、チェックしてみてもいいのではないでしょうか。
ちなみに、私も試しに登録してみましたが、機能自体はコメントや写真を投稿したり、それに対して、LikeボタンやCommentで反応できるようになっています。こういった点は従来のSNSと変わりがないように感じます。
以上、新しいSNS「Tsu」を紹介しました。