ライフハッカー編集部 - 生産性向上 07:00 PM
仕事を効率化する順番は「大きなムダから」が効果的
ちょっとした工夫で、ルーティン作業にかかる時間を数分節約することは可能です。数分も積もればそれなりに時間の節約になりますが、そのために細かい時間調整に労力をかけることになってしまいます。細かい時間調整の前に、まとめて時間を削減できそうなことを見つけ、かかる時間を短くすることを考えましょう。かなりの時間を削減することができるかもしれません。
米ビジネス誌『Fast Company』は、数分を節約するような細かい工夫よりも、最も時間の無駄が発生している部分を特定し、根本的に時間を削減するほうが結果的に大きな効果が見込めると主張しています。
私たちは、わずかな時間を節約することに悩み、全体像を失ってしまうことがあります。2分節約しても何も変わりません。週一度の役にも立たない2時間の会議をキャンセルする方法を考えるほうが、長期的に見て、より効果的に時間を削減することになるのです。
とはいえ、自分が何にムダな時間を使っているのかわからない人も多いでしょう。そんな時は、タイム・トラッキング・アプリを使ってみるのが良いです。以前にご紹介した、「Hours」というアプリは、米Appleのデザインアワード受賞チームが作った美しい時間管理アプリです。このアプリを使い1週間程度の期間を設定して、自分の行動を記録してみましょう。どんな行動にムダな時間を使っているのか、一目でわかるようになりますよ。
Why You Should Ignore Some Time-Saving Tips|Fast Company
Mihir Patkar(原文/訳:Conyac)
Photo by Alexander Boden.
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