被害者は加藤比呂志さん メキシコの邦人射殺【メキシコ市29日共同】メキシコ北西部エンセナダで日本人男性が射殺された事件で、殺害されたのは加藤比呂志さん(48)と判明した。加藤さんが副社長を務めていた水産関係の現地法人の親会社「エクスプローラーコーポレーション」(本社・東京)が29日、明らかにした。 同社によると、加藤さんは養殖ホンマグロの日本への輸出などを手掛けるオペラドーラ・ペスクェーラ・デル・オリエンテ社のエンセナダ事業所に約6年前から勤務。「業務上のトラブルは一切なく、まじめで温厚な人だったので個人的な恨みを買うことも考えられない」(関係者)という。 加藤さんは28日朝、エンセナダの港にある事業所の近くで、車の中で銃撃され死亡しているのが見つかった。現地警察当局が、何らかのトラブルに巻き込まれたとみて捜査している。 【共同通信】
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