活動報告
2014年 10月19日 (日) 16:59
第百四十九話 アップしました。
10月19日 19:00です。
以下、頂戴したご感想への返信です。
>うまいものを食うと幸せになります。
確かに。美味しいものを食べると幸せを感じますね。
>書籍化おめでとうございます。
有難うございます。今後共よろしくお願いします。
>ミヅチがアルの家族全員と知り合えるのにまだ時間が掛かる模様。とくにアルのお兄さんに会うのはいつになる事やらですね。
そうですねぇ。でも仕方ありません。何事にもタイミングというものがあるでしょうし。
>1)オース大陸で奴隷の扱いは共通しているのか(国家別や体制・制度によって大きな違いがあるのか)
おおまかに言ってどの国でも「最下層」であることに変わりはありませんが、国や地域によって変わりはあります。大陸の西の方(現在の舞台)ではまだましな感じですね。奴隷にも階級のある国もずっと東のほうにはあります。
>2)命名され特定の人物の奴隷になった者は何があっても主人を裏切ることがないのかどうか(金銭や身分保障などで敵側に寝返る可能性の有無、もし裏切りが可能な場合、主人を裏切る時にその奴隷に加わるデメリット)
裏切れるか裏切れないかで言ったら裏切ったり主人に歯向かうことも可能です。一例を上げると幕間十六話の人が歯向かっています。失敗して捕まりましたが。仮に成功した場合でも、ステータスは隠せませんので(【偽装】なんかがあれば隠せるでしょうけど)、いずれ捕縛されることは確実でしょう。
また、金銭や身分保障については難しいと思います。ステータスの変更には現在の持ち主が販売した魔石の粉の拇印付きの販売証明が必要になりますので主人の同意なく裏切ることはまず出来ないでしょう。一番バレにくいのは、例えばアルとズールーだけで迷宮に入り、アルだけが死んだ場合です。迷宮以外だと本当に偶発的なモンスターの襲撃などで主人のみ死ぬことも考えられます。こういう場合、奴隷が裏切って主人を手に掛けたのではないと判断されたとしても相続されるだけでしょうし、外国の隊商なんかの場合、戦利品として国やその土地の貴族が接収するだけでしょう。
主人の死亡を報告せず、これ幸いと逃げ出すことも可能ですが、どこかでステータスを見られ、そこに回状でも来ていたら終わりでしょう。そうでなくとも奴隷が主人無し、単独で野外や街道をうろつくことは稀なので騎士団なりなんなりで保護されてしまいます。
あと、戦場にも奴隷はいます。デーバスは徴兵されますし、ロンベルトも全く徴兵が無い訳ではありません。第二~四の各騎士団には奴隷もいますし、中でも第四騎士団は奴隷が圧倒的多数を占めています。簡単に二部五十三話に書いてます。
>そして買ったばかりの奴隷に騎士団御用達のゴム靴与える主人はアル以外居ないだろうなw
居ないでしょうねw
>ひどいズーズー弁を話していますが、フェイエルノートは山人族ですし、ミヅチのようにラグダリオス語以外を母語としているのでしょうか?
いえ、単に田舎者なだけです。
>奴隷としての立場を理解させ、そのように振舞うためのものという事は分かります。
そうですね。あとはどんな事をしたら罪になるのかとかそのあたりでしょう。
>こうなると少し気になるのは緑色団と黒黄玉がいつ7層にたどり着くかでしょうか。
ん~、かなり先じゃないですかね。六層で難航しそう。
コメント
>奴隷の扱い
いろいろわかりました。生活するうえでステータスオープンが必要な機会があればごまかすのには限界があるのですね。とはいっても奴隷から逃げ出して盗賊のようなならず者になれば討伐の対象になるでしょうし・・・。まっとうに生きていくのであれば主人の下にいるしかなさそうです(例外がないとはいえませんが)。衣食住そろってればよほどのことがない限り大丈夫そうな感想を持ちました。