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      処分場調査 25日も見合わせ

      処分場調査 25日も見合わせ

      指定廃棄物の最終処分場の建設をめぐり、環境省は、県内の3つの候補地のボーリング調査を始めたいとしてきのうに引き続き、現地を訪れましたが、住民などから抗議を受け、25日も作業を見合わせています。
      宮城県内の指定廃棄物の最終処分場の建設に向けて、環境省は、きのうから県内の3つの候補地で地盤などを調べるボーリング調査を始めることにしていましたが、候補地のひとつの加美町で、住民などから抗議を受け、いったん調査を見合わせました。そして25日朝も、環境省の職員や民間のコンサルタント会社の社員などがボーリング調査の開始に向けて加美町の田代岳を訪れました。現地では猪股町長や、住民など40人が集まっていて、住民の代表が環境省の職員などに「詳細調査の受け入れには断固反対します。どうかきょうの作業を中止してお帰りください」と述べ、抗議文を手渡すなどしたことから環境省の職員らは引き返し、25日も作業を見合わせています。こうした状況を受けて、環境省は、ほかの候補地の栗原市と大和町でも、調査を見合わせています。東北地方環境事務所の東利博保全統括官は「この状態で住民を排除して調査を行うというのは難しい面もあるので、今後の対応を本省と相談する」と話していました。加美町の田代岳で抗議活動を行っている65歳の女性は「環境省がどのように、いつ来ようと、できる限り反対します。
      住民が一生懸命訴えても一切聞いてもらえず、私たちの意向を無視している。いくら訴えても環境省は何も変わらない」と話していました。

      10月25日 12時38分