愛知県のメーカー、エボラ対策にマスク1万枚をアフリカに寄贈
2014年10月24日 21:07 発信地:東京
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×愛知県のフィルターメーカー「くればぁ(Clever)」のマスク「Pittarich(ピッタリッチ)」(2014年10月24日提供)。(c)AFP/CLEVER
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【10月24日 AFP】愛知県のフィルターメーカー「くればぁ(Clever)」が、エボラウイルス対策としてアフリカのギニア、リベリア、コンゴ民主共和国の医師や医療従事者向けに、計1万枚の高性能マスクを寄贈した。23日にエボラウイルス陽性の検査結果が初めて出た米ニューヨーク(New York)からも問い合わせが来ているという。
同社役員の中河原毅(Tsuyoshi Nakagawara)氏によると、寄贈はギニア政府からマスク購入の問い合わせがあったのがきっかけ。購入の手続きには何か月も要する見込みだったので、マスクを寄贈することにしたという。他にもフランスやニューヨークからも問い合わせが来ている。
くればぁによると、同社の「Pittarich(ピッタリッチ)」マスクは当初、中東呼吸器症候群(Middle East Respiratory Syndrome、MERS)対策として開発され、エボラウイルスなどのウイルスの99%を不活性化するコーティングが施されている。
エボラウイルスの感染が拡大するシエラレオネには、日本大使館がないためマスクを寄贈することができなかったという。(c)AFP