先日、美意識について記事を書いたのですが、
現代では、人や物の美しさをほめる場合、
「きれい」や「かわいい」ですませてしまっています。
(参考記事:美意識を選択の軸に加えると人生が良い方向に向かう)
しかし、日本語には美しさを表す言葉は他にもあり、
それらの言葉を知ることによって、
美のセンスが向上すると思います。
なぜなら、表現の分類を細かくすることが可能になるため、
微差に気を使うようになるからです。
私が今ハマっている「プリズンブレイク」の女優の美しさを、
「きれい」と「かわいい」以外でほめてみることにしました。
1.サラ・タンクレディ(演:サラ・ウェイン・キャリーズ)
麗しい(うるわしい)。
きちんと整っていて、気品がある美しさです。
役柄が女医だったので、知的なイメージを抱いています。
2.ソフィア(演:ダナイ・ガルシア)
清楚。
清らかな美しさです。
私のタイプの女性です。
3.グレッチェン(演:ジョディ・リン・オキーフ)
艶かしい(なまめかしい)。
色っぽくしっとりとした美しさです。
ドラマ中では男まさりの強さを発揮。私が苦手なタイプです。
ちなみに、上に挙げた2番目の女優ソフィアを「清楚」とほめましたが、
平安時代に使われていた「清ら」という言葉は、超一流の気品ある美しさで、
源氏物語では天皇・皇族についてしか使われていません。
日本人は、昔から清らかな女性が好きなんでしょうかね。