“代走”綾瀬はるかもビックリ　新グリコの看板お目見え

６代目グリコ看板の横で同じポーズを決める綾瀬はるか Photo By スポニチ

　今夏から改修工事中だった大阪・道頓堀の観光名所「グリコの看板」６代目が２３日夜、お目見えした。女優の綾瀬はるか（２９）が登場した除幕・点灯式で、新看板がお披露目されると周囲のビルや戎橋に駆け付けた大勢の観光客らからは歓声が上がり、綾瀬も「色とかすっごいキレイでびっくりですね」と目を丸くした。

　新看板も両手を大きく広げ、片足を上げたおなじみのランナーは健在。バックの背景が大阪城や通天閣、富士山に東京タワーと日本の名所からイタリア・ローマのコロッセオ、スペイン・バルセロナのサグラダファミリアなど世界の名所に次々と移り変わりグローバルに変身した。

　従来のネオン管に代わり、６代目は今年のノーベル賞でも話題になった省エネ照明、ＬＥＤ約１４万個の鮮やかな光が特徴。大きさは高さ２０メートル、幅１０・３８メートルで、５代目とほぼ同じ。バックの映像は現在５パターン作製されているが今後増やす予定で、江崎グリコの江崎勝久社長はこの日、日本シリーズに進出した阪神タイガースが優勝した際には「考えたい」と話すなど、２９年ぶりの日本一で早速新映像が登場するかもしれない。

　同看板は戦前の１９３５年（昭１０）に同所に誕生。時代とともに生まれ変わり、５代目は８月に引退。この間、看板を覆う幕にグリコポーズを取った綾瀬が“代走”としてプリントされていた。