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グルジア改めジョージアへ 変更検討を伝達10月24日 22時22分
安倍総理大臣は日本を訪れているグルジアのマルグベラシビリ大統領と会談し、グルジア側の要請を受け日本としてもロシア語を起源とする今の国名の表記から英語に由来する「ジョージア」という表記に変更する方向で検討する考えを伝えました。
安倍総理大臣は日本を訪れているグルジアのマルグベラシビリ大統領と24日夜、総理大臣官邸で会談しました。
グルジアは2008年のロシアとの武力衝突以降、ロシア語を起源とする今の国名の表記から英語表記の「ジョージア」に変更するよう各国に働きかけていて、会談でマルグベラシビリ大統領は「日本も表記を変更してほしい」と要請しました。これに対し、安倍総理大臣も、日本も「ジョージア」という表記に変更する方向で検討する考えを伝えました。会談のあとマルグベラシビリ大統領は、「わが国にとって大切な要望なので、非常にありがたい」と述べました。
また、会談で安倍総理大臣は、マルグベラシビリ大統領がロシアとの領土問題の平和的な解決に向けて対話の姿勢を示していることを評価する考えを伝えたほか、グルジアの環境汚染対策などのために、日本として新たに1億円の無償資金協力を行う意向を表明しました。