人望ゼロ!獣神サンダー・ライガーへの「後輩の塩対応」が笑える

2014年10月24日 16時55分

2014年10月24日 16時55分

新日本プロレスリング公式サイト
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24日深夜放送のテレビ朝日『しくじり先生』に、獣神サンダー・ライガーが登場。「後輩からの人望がまったくない」というライガーから学べるものとは?

覆面スーパーヒーローのしくじりとは?

デビューから25年、新日本プロレスのスーパースター“獣神サンダー・ライガー”。生徒の博多大吉は、「世界中のプロレスファンが知っている。今の世代、猪木・馬場を知らなくてもライガーさんは知っている。プロレス界のスーパースター。しくじっているわけがない」とべた褒め。
しかし、ライガーは「ぶっちゃけしくじりっぱなし」と告白した。

ライガーは、後輩からの人望がなく、新日本プロレス28人の後輩の中で、自分を目標にしている者、自分についてくるものは1人もいないとぶっちゃけた。

後輩たちはライガーについて「からみにくい」「うっとおしい」「めんどくさい」「ついていけない」「先輩として、ない」と、言いたい放題。

ライガーが嫌われた3つの理由

ここまでライガーが後輩から嫌われてしまった理由とは?

■上と下への態度が露骨に違う
「まず、あいさつの仕方が違う」と、ライガー。
後輩への挨拶は、突然背後から抱きつき「おはよう!」と、やや横暴な態度。
先輩へは深々と頭を下げ、丁寧に腰の低い態度であいさつ。

ノブコブ吉村は「あいさつの概念が違う」「あいさつする時、股間触る人と一緒ですよ」と指摘。ライガーは「股間触る人と一緒…」とショックを隠し切れない。

■ヘンなノリを強要した
「酒の席で、後輩にムチャぶりする」というライガーは、後輩・天山広吉選手に「爪楊枝が顔に何本刺さるか」を強要。天山選手はおでこに何本も爪楊枝を刺し、「取ったら、ぴゅって血が出た。飲み屋で流血しなきゃいけない」と語り、流血の処置は「ほったらかし。どうしたらいいんですか」と怒りをあらわにした。

織田信成は「僕は、かなり先生より年下だと思うんですが、そういうの絶対やめた方がいい」と真剣にライガーへアドバイスした。

<ライガーが教える人望ゼロの公式>
尊敬されている先輩+ヘンなノリ=超楽しい!
尊敬されてない先輩+ヘンなノリ=帰りたい!

さらに、ヘンなノリを強要した結果「一次会終わりでまかれる」と告白。

ライガー「一次会終わって、『どうもお疲れ様でした。タクシーどうぞ』って乗せられて、手を振ろうとして見ると、みんな駅とぜんぜん違う方向に…」
吉村「みんな悪口言ってますよ。『あのライガーがよ!』って」
若林正恭「タクシー見送った後、みんな『はあ~』って」

■後輩のツボをわかったつもり
「後輩のツボをわかったつもりで、勘違いして嫌われた」というライガー。

後輩・真壁刀義選手は、巡業の途中で立ち寄った高速道路のサービスエリアで、「スイーツの人」「スイーツ真壁!」などわざと周りに知らせるよう、大きな声で指をさしてくるライガーの行動を暴露。
スイーツのレポートで顔が知られているため、真壁選手は一般の人に囲まれ、写真を撮ったり、握手したりするハメに。
「そうすっと(出発が)遅れるじゃんかよ。そういうの、リアルに嫌だね。ムカつくこといっぱいあるよアレ」

真壁選手の言葉にさすがのライガーもうなだれた。
吉村「先生、泣いてるでしょ、今。マスクしててもわかる」
ライガー「最後の『アレ』は、ききました」

後輩が出す危険信号に要注意!

ライガーは、後輩たちが出す危険信号の見分け方を伝授。

■危険レベル小「”マジで”は要注意」
後輩に絡んだ時、「勘弁してくださいよ」に「マジで」がつくと結構ヤバいそうで、例え顔が笑っていても、「マジで勘弁してください」=マジやめろや!という意味だと説明した。

■危険レベル中「後輩が、自分との間合いを広く取り始める」
居酒屋などでも対角線や離れたテーブルに後輩たちが座るようになり、「新日本プロレスでは、ライガーシフト」と、語るライガーに一同は大笑い。

ライガーシフトは、巡業中のバスでも組まれ、ライガーを運転席の後ろに座らせ、後輩たちは後ろに固まるという。
からみにくい先輩を前の席に誘導→視界から消える→会話を回避という利点があるそうだ。

ライガーは、後輩たちが出す危険信号に気づかず、事態はより深刻化したと語る。

■危険レベル大「後輩の思い出に自分がいなくなる」
「後輩たちが、遠くの僕のいないところで釣りの約束をしたり、バーベキューとか…。僕に入って来る情報は、次の日『楽しかった』とか」と、落ち込むライガー。

若林「この番組、立ち直った人が来るじゃない。現在進行形でしくじってる。逆に応援したくなる」
大吉「ここまで嫌われてるとは…」

「気がつけば送信ばかりで受信なし」というライガー。頻繁にメールを後輩の天山選手や真壁選手に送信しているものの、受信は「マネージャー」か「かあちゃん」からのみ。

大吉「なにしてる?に、後輩が返さない?」
ライガー「返ってこないです」
大吉「これは、クライマックスに近づいて来た」

ライガーの主張に、織田信成がまさかのダメ出し!

どんなに嫌われようと「それでも先輩でいなければいけない」と主張するライガー。
「嫌われる先輩=必要悪」「嫌われる奴がいないとダメ!」だと言葉を強め、「後輩たちは『あいつを倒そう』と強くなる」「俺を嫌うことで団結する」と語り、さらに「嫌われてるんじゃない 嫌われてあげてるんだ」とまで言い出し、生徒たちは苦笑い。

信成は「お話を聞いてきて、すごく優しい方だと思うんです。盛り上げたいというのがあるんだと。ただ、絶望的に他者への思いやりが欠けている」とキッパリ。
ライガーは撃沈、スタジオ中が大爆笑だった。

「後輩が遠くに座ったら危険信号」だと思い、態度を改めた方がいいかもしれない。

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